2024年5月17日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

新中1対象の講座を開講します

2019年1月~3月の期間のみ、以下のような講座を開講します。簡単に言えば、現小6生が、中学校に進学したとき、勉強でつまずきがちな要素をできるだけ排除しようとする講座です。以下に内容を載せていますが、これは中学の先取りではなく、小学校の理解の穴埋めです。ほんの少し、正負の数を学習し、be動詞の文が書けるようになっても、そんな貯金はわずか1か月で底をつきます。先取りをして、背伸びをすることよりも、小学校6年間で忘れてしまったことを取り戻すこと、これまで曖昧なままにしていた部分を深く理解すること、基本計算の処理スピードを上げることが大切です。それらが中学校での勉強の土台をなるのです。青凜館の強みは、子どもの学力を高めることにあります。そんな学習塾が開講する入学準備講座、ご興味があればお気軽にお問い合わせください。(要望があれば、小学部の設置も考えています。塾の開校以来、小学生で勉強する知識の欠如がなかなか深刻だと実感しているためです。もう少し、教育を担っている大人が、小学生に基本計算や語彙が身につけさせるべきではないか、いやでもそれは公〇や〇研なんかが率先してやってくれているので、自分がやる必要ないかな、などあれこれ考えています。週1回3000円ぐらいでやってみるのもいいかもしれません。問題はニーズと指導が合うかどうかですかね。興味があれば、下のいいねボタンを押すか、コメントをください。来年度に向けていろいろ考えていますので、塾や勉強に関するご意見・ご要望は随時お待ちしております!!)


新中1 中学入学直前講座

 

中学校では、2021年に新たな学習指導要領指導に切り替わります。その2021年とはまさに、新中1生が中学3年生になる、つまり高校受験を迎えるタイミングです。言い換えれば、新中1生は、新学習指導要領で受験する最初の学年なのです。よく大学受験が大きく変わろうとしているということは聞きますが、実は大学受験の影響もうけて、高校受験の内容もここ数年で大きく変化しています。これまでの「知識・技能」を問う単純な問題は減り、「思考力・判断力・表現力」を問う応用的な問題が増えているのです。ただ単に知識を持っているだけではダメで、それを生かすことが求められているのです。それは教育業界にとどまらず、社会全体にもいえることです。例えば、単純な仕事・機械的な仕事はこれから機械・ロボットに奪われていくと予想されています。いや、間違いなく奪われるでしょう。スーパーのレジからは人が消え、宅配サービスも、公共交通機関も、あるいは教育もどんどん機械化されるでしょう。そこで生き残るためには、機械以上の思考力・判断力・表現力を身につけ、多角的に世界を見ることが重要となるのです。ただバーコードを通す、決まったコースを運転する、物を運ぶだけであれば、人件費のかかる人間ではなく、安く使え、不満も抱えないロボットの方がいいはずです。これからの子どもたちは、ロボット以上に複眼的に考え、行動できる大人へとなっていくことが、社会に求められているのです。今の子どもたちが生きていく世界は、私たち大人が生きてきた時代とは全く異なっています。変化のスピードはとてつもなく速く、これまで当たり前だと思っていたものが簡単に否定される社会となるでしょう。これまでは、あとからでもどうにかなる、学校の勉強なんて社会に出て役に立たないと思われていた義務教育の重要性が、より一層高くなります。なぜなら、義務教育で身につけるべき、「思考力・判断力・表現力」は、これからの変化の激しい、機械との競争を余儀なくされる社会を生きるための基盤となるからです。そう考えると、子どもの未来に対して大人が負っている責任は、ますます大きくなるといえるでしょう。大人が、数年後、数十年後の社会を予測して、子どもにどのような力を身につけさせるべきかを考え、教育することが、子どもたちが今とは全く異なる社会で生きていく強力な武器となるのです。

子どもたちの教育の一端を担っている学習塾として、子どもたちの身になる講座を開講します。それがこの「中学入学準備講座」です。いわば、小学校の勉強と中学校の勉強をリンクさせるための講座です。小学生から中学生へと進学する、この時期にしかできない勉強を行います。子どもたちの学力向上につながる勉強を具現化した講座です。

 

【形式】

この講座は、指導者が一斉に授業をする形式ではありません。1つの教室の中にいる子どもたちが、それぞれの課題克服・実力向上のための学習を各自進めていきます。具体的には、まず、使用テキストから、各生徒に課題を与えます。解いた課題は、指導者が採点し、十分先に進む力があると判断した場合には、新たな単元の課題を与え、不十分だと判断した場合には、類似問題を繰り返して定着をはかります。1つの単元が終了したときには、確認テストを行い、最終的な単元の理解度、達成度を確認します。問題は解いて、丸はもらったけれど、内容はイマイチ理解していないということにならないよう、着実に進めていきます。あくまでもこの講座の目指しているものは、応用問題を解くことができるハイレベルな実力を身につけることではなく、基本問題・標準問題の定着不足をなくすこと、正確性を高めるということです。応用問題が解けなくても、決して落ち込むことはありません。まずは小学校の勉強の基本を身につけていきましょう。このような目的で勉強を進めていきますので、勉強が苦手だと感じている子も、現状の実力をより高めたいという子も、それぞれの達成目標を目指して勉強を進めることができます。

 

【指導内容】

多くの塾では、中学内容の先取り学習(数学の正負の数や英語)を指導しますが、当塾では《小学校の復習》に終始します。保護者の方の中には、「中学でスタートダッシュが切れるように、中学の勉強の先取りをするべきだ」と考えていらっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、中学の先取りといってもごくわずかですし、結局は学校や塾で同じ授業を繰り返し受けることになり、あまり先取りのメリットが無いというのが正直なところです。先取りをすれば成績が上がるような気がしてしまいますが、ほとんどの場合、そんな貯金は一瞬でついえます。中学の先取りよりもはるかに重要なのは、小学校の知識を確実にすることです。というのも、小学校で学習する計算や読解の基本が抜けた状態で、中学校の学習を始めても、土台のもろい建物が簡単に崩壊するように、基礎の欠けた学力の上に新たな知識を重ねても、どこかで行き詰ったり、あるいは勘違いを生んでしまったりするからです。中学校での勉強は、4月から丁寧に行えば、必ずできるようになります。しかし、小学校のときに残してしまった知識の欠如は、何もしなければずっと残ったままです。中学校に進学する直前の時期だからこそ、小学校の勉強でいつの間にか開いていた穴をふさぐ方に力を注ぐべきなのです。直前講座では、以下の通り国語と算数に絞って指導していきます。

国語は、「読むこと」と「書くこと」が基本です。「読む」といっても、国語では読書のように、何となく、主観的に読んではいけません。まずは、「何となく読むこと」「主観的に読むこと」からの脱却が必要となります。ではどのようにすれば意図的に、客観的に読むことができるのでしょうか。それが、よく言われる接続詞を押さえる、指示語を押さえる、因果関係を意識する、段落関係を意識する、語彙を増やすというものです。しかし、そうはいっても、良くも悪くも読書的な、自己満足的な読み方しかしてこなかった小学生ですから、いきなり実行するには無理があります。そこで、当塾では読解力向上のためにつくられたテキストを用い、接続詞、指示語、因果関係、段落関係などの基本的な読み方を指導していきます。その中で、論理的読解には欠かせない「マーキング」を少しずつ身につけていきます。本を読むための読み方から、問題を解くため(点数を取るため)の読解への移行を目指します。また、問題を解くためには読むだけではなく、解答を「書く」ことが欠かせません。問われたことに対して、適切に答えを書くことができなければ、点数は与えられないからです。問われていることを理解し、それに対して記述する。さらに、そこには言葉・文法のミスをなくすことも欠かせません。いきなり長文と対峙しても、困惑するだけですので、まずは小学生でも身近に感じられるような内容について書かれた短い文章を使って練習していきます。初めは内容を間違って理解してしまったり、言葉の誤りがあったりするでしょう。しかし、読み方の練習、書き方の練習を積むにしたがって、先の流れが予測でき、適切に記述できる自分がいることに気がつくはずです。そこまで到達するのが理想的ですが、なかなかそう簡単にはいかないでしょう。これまでの12年間続けてきた読み方と論理的な読み方は全く異なるからです。しかし、たった数ヶ月ですが、国語的読解を行えば、小学校の勉強と中学校の勉強との架け橋になるのは間違いありません。中学校での本格的な読解に移る前に、確実に「読む」、適切に「書く」という基本練習を積んでおきましょう。

算数は、小学校のまとめ教材を使用し、各学年・各単元で習得することが欠かせない問題を取り扱います。まずは何よりも「基本計算」です。足し算、引き算、かけ算、わり算を確実に、そして速くできることが重要です。中学での学習は、小学校でのそれ以上に時間に追われることになります。小学校のテストは時間的余裕があったのに、中学校のテストにはそれがなくなります。問題を解くときには、時間が無いということが普通になるということです。数学のテストには、問題を読む、解き方を考える、実際に計算する、解答を確かめる、解答欄に書くという段階があります。その中で、時間を短縮できる部分は限られており、それが「計算」の時間です。成績が良いことそうでない子では、計算にかかる時間が全く違います。1つの計算にかかる時間がたった10秒違うと仮定すると、6問解いたら1分、30問解いたら5分、100問解くには15分以上の違いが生まれます。小学校で身につけるべき基本計算を、確実性を維持しつつ、少しでも速く解くことが、中学校での数学における負担をより軽減してくれるのです。計算スピードが遅い子は、少しでも時間を短縮できるように、計算スピードが速い子は、より手数を少なくして計算できるように練習していきます。特に、小数や分数のかけ算・わり算を苦手にしている子が多いですので、克服して中学の数学へとつなげていきましょう。また、小学校の間に確実に身につけるべきものがあります。それが、割合や単位量あたりの理解です。「〇割」「〇%」「1時間あたり」「速さ」とはどういう意味なのかを理解し、そこから計算式をつくれるようになることです。そこの理解を飛ばしたまま、ただ計算式を覚えなさい、公式化しなさいというのはあまりにも勉強の本質から離れています。そのように計算式を覚えたところで、小学校での算数は何とかなったとしても、より高度な思考が必要な数学に移った途端(文字が出てきた途端)、思考停止するのは容易に想像できます。割合・単位量あたりの理解は、数学だけでなく、理科にも、社会にも必要です。算数の割合・単位量あたりの理解で、中学校での成績が決まるといっても過言ではないでしょう。十分理解するための時間はありますので、丁寧に学習していきましょう。もちろんこれらだけでなく、図形などその他の単元も着実に復習していきます。

 

【日程・時間】

月~金 16:00~18:00

※開始時間は16時としていますが、通塾してきた生徒から随時授業をはじめていきます

※開始時間、終了時間の都合が合わないなどの事情はご相談ください

※祝日は休講です

※初回は、1月は9日(水)です

 

【費用】

1月(お試し月) 週1回(月4回)¥1,620、通い放題¥3,240

2月 週1回(月4回)¥3,240、通い放題¥5,400

3月 週1回(月4回)¥3,240、通い放題¥5,400

※初回月のみテキスト代(¥2,160)をいただきます

※週1回の場合、決まった曜日に学習していきます

※通い放題は、文字通り、毎日でも通塾可能です

※3月受講された方は、春期講習をそのままお受けいただけます

 

【問い合わせ・申し込み】

092-410-5377 にお電話いただくか、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

※授業中や面談中は電話に出ることができませんので、留守番電話に伝言を残してください。こちらから折り返しお電話いたします。

※入塾の勧誘等は一切行いません

※不明点はお気軽にご相談ください

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