2024年5月17日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

これ、どうしようか?

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この時期は、高校受験の勉強だけではなく、非受験学年の通常授業、春期講習の準備など、やるべきことが多い時期です。そんな中、来年度の通常授業のカリキュラムの大枠づくりも行っているのですが、そこで悩ましい問題に直面しました。それは、「英語の学習内容を消化できない」ということです。

     

青凜館の中学生クラスの英語授業では、WinPassというテキストを使用しています(いまのところ英語では、これ以上のテキストはないと思っています)。これまでの中1WinPassのページ数は、240ページです。それが、新しいWinPassは264ページに膨れ上がっています(ちなみに、中2は256ページから264ページに増え、中3は256ページから変化なしです。中1だけがグーンと増えています)。理由は簡単、新しく中1で学習する内容が増えたからです。授業のペースとしては、1回の授業で3ページ進むぐらいで進めています。これまでは、年間80回ほどの授業で1年分の学習内容を終えることができました。年に数回定期考査対策がありますので、ピッタリ1年間で学習し終える計算です。24ページもページ数が増えるということは、単純計算で、8回分の授業回数をこれまでよりも増やす必要があります。今まで通りのペースで進めていたのでは、中1の英語授業を終えるのに、2年生の4月までかかってしまいます。

     

もしも、これまでの授業に無駄な時間、無駄な内容があるのであれば、そこを削ればいいだけです。あるいは、無駄にのんびり進めているのであれば、スピードを高めればいいだけです。もちろん、無駄な時間や内容は見直しをしなければなりませんが、それが多いとは決して思いませんし、のんびり進めていることもありません。たしかに、中1の前半は、他塾にくらべればじっくり時間をかけて進めているかもしれません。しかし、それは、中1の文法が中学3年間、さらにはその先の英語学習の基礎基本にあたるため、どうしても時間をかけて定着を目指さなければならないからです。小学校で英語の授業が行われているといっても、現実的にそれは当てにならないので、中1の授業ではこれまでも、これからも一から指導し直さなければなりません。

     

指導しなければならない内容が増えた。では、これまでよりもペースを上げて進めてればよいかというと、そうはいかない。基礎基本の定着はじっくりと行わなければならないからです。小学校の英語の積み上げなんてほとんど当てにならない。文法だけではなく、単語の習得もある。どう組み直しても、どう削れるところを削っても、8回分の授業を中1の授業スケジュールに組み入れることができないのです。最終的には、うまく調整しなければならないのですが…

これ、どうしましょうか?

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