2024年2月27日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

都市の洪水対策

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久しぶりに土砂降りの雨です。先日は南部九州が大雨被害に見舞われましたし、昨年、一昨年も甚大な大雨災害がありました。近年、大雨と防災に関して次のような入試問題が出題されています。

      

第1問2019年 青森県公立高校入試

資料(福岡市ホームページに移動します)は、福岡市の公園の地下につくられた防災施設である。この施設がつくられた目的について述べた後の文中の〔  〕に入る適切な内容を、施設の機能と防ぎたい自然災害にふれて、書きなさい。

「大雨が降ったときに、〔      〕ための施設としてつくられた。」

      

第2問 2018年 岡山県公立高校入試

美里さんは、近年、増加しているとされる都市での洪水について調べ、東京都の中心部の地下に洪水対策として設けられた施設を示す写真(東京都建設局ホームページに移動します)を収集した。開発の進んだ都市にみられる洪水の原因と写真の施設を利用した洪水対策について、「都市の地表は」の書き出しに続けて書きなさい。

       

第3問 2017年 広島県公立高校入試

この班では、「水と私たちの生活」について調べるうちに、洪水を防ぐための施設が都市部で設置されていることを知りました。次の資料は、都市部で洪水を防ぐために新たに設置された施設の見学会のチラシです(資料は省略)。資料で示された施設を設置することが、都市部で洪水を防ぐことにつながるのはなぜだと考えられますか。その理由を、都市部の地表の特徴にふれて簡潔に書きなさい。

     

毎年どこかで、洪水を防ぐための雨水貯留施設についての記述問題が出題されています。だからと言ってこの施設について暗記しておきなさいと言いたいわけではありません。問題作成者も、受験生の知識を試しているわけではないでしょう。その場で、大雨とこの施設のつながり(相関関係)を考え、まとめてほしいと思っているのでしょう。思考・判断・表現することに抵抗のない受験生は何ら難しいものではありませんが、そういうことに面倒くささや不慣れを感じる受験生は考えるまでもなく諦めてしまいます。考えればつながりに気づくはずなのに、はなから手をつけないのは何とももったいないですよね。昨年の国語の作文では、中学校生徒会のキャッチフレーズを考える問題が出ました。こんなものどんなキャッチフレーズでもいいのに、ああでもないこうでもないと考えてタイムアップしてしまっています。先日の中2の英語では、「荷物をもちましょうか」と声をかけられたおばあさんがどんな言葉を返すのかを考えさせたのですが、「はい、おねがいします」までは言えてもその後の言葉が全然出てきません。これも何でもいいじゃないですか。「この荷物は重いです」でも「買い物で疲れました」でも「私の家はこの近くです」でもなんでもいいんです。話がずれましたが、そもそも受験は見たことのない問題が出るのが普通です。そして、見たことのない問題は言い換えればその場で考えれば十分解ける問題なのです。受験生の中には「記述恐怖症」に陥っている子も多いのですが、だれも模範解答のような完璧な解答など期待していませんし、それを求めるのは現実的ではありません。自分の言葉で伝えたらいいじゃないですか。文字数の制限がなければ、長くなってもいいじゃないですか。自分が考えることや知っていることを伝えることができないとなかなか評価されませんよ。中学生であっても、自分のことを相手に伝えるという基本的な社会経験は積んでおきましょう。(「うちの子は自分から質問できないので、先生から聞いてもらえますか」とおっしゃる保護者の方がいますが、我が子をそのまま社会に送り出すつもりですか? 言われないと何もしない、聞かれないと自分の思いを伝えられないということは、あまりにもデメリットが大きいように思います)。

      

解答

第1問 雨水を一時的にためて、洪水を防ぐ

第2問 都市の地表は大部分が舗装されているため雨水がしみこみにくく、降雨時に水が川などに一気に流れ出て洪水がおこりやすくなっている。そこで、水を地下施設に一時的にためて洪水を防ぐようにしている。

第3問 都市部では地表のほとんどが舗装されているので、雨水がしみこみにくく一気に下水管などに集まり洪水になりやすいが、広大な貯留施設に一時的に雨水をためることで、雨水が一気に集まることを防ぐことができるため。

      

      

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