2024年5月17日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

小学生コース設置の理由

ホームページをご覧いただいた方ならすでにお気づきかとは思いますが、春期講習の詳細を掲載開始しました。ご覧いただいてご興味をお持ちいただきましたら、お気軽にお問い合わせください。

     

2019年度の大きな変化として、小学生コースの設置があります。小学5年生、6年生を対象とした集団授業です。内容は小学生クラスに掲載していますのでそちらをご覧ください。小学生クラスは、中学受験生ではなく、公立中学に進学予定の子どもたちを対象にしています。それにはいくつかの理由があります。

       

1つ目の理由は、中学校での勉強をより豊かにするためです。小学生の時点で論理的読解の基盤があると、中学校で取り組む文章や高校受験の問題の読解スピードが大幅に短縮されます。小学校の基本計算を身につけておくと、中学校での数学のスタートでつまづくことはありません。国語や数学にかける労力を短縮できる分、英語や理科、社会に十分な時間を注ぐことができます。

       

2つ目に、子どもたちが勉強の目的を見失っていることがあります。小学生で塾に通う子の多くは、親の意向によって通っています。どこの塾に通うのか、その塾に何を求めるのかは親が握っているのが普通です。そのため勉強の目的も分からずに、受動的に通塾していることが少なくないのです。また塾では、公式の暗記や短絡的な読解法ばかりを指導するので、多くの小学生がこれまでに見たことがない問題に出会った瞬間に思考停止し、それ以上考えることをやめてしまいます。本来小学生は、型にしばられず、あれこれと考えをめぐらすことのできます。思考の引き出しを増やすことができる大事なときに、意味も分からずただ単に文章を読んだり、ただ単に計算したりというのは、なんてもったいないのでしょう。勉強の目的は、自分の頭で考えることにあります。思考の幅を広げて、これからやってくるさまざまな問題に対応できる力を身につけることにあります。わざわざお金を出していただくのですから、学習塾が子どもたちに考える機会を与えるのは当然です。

      

3つ目は、小学生の指導を怠っている学習塾が多いということです。小学部を設置している塾には、小学生を伸ばす義務があります。にもかかわらず、力をつけることができていない塾が多いのです。この1年だけでも、小学生の時には塾に通っていたという中学生が数名いました(それも名の知れた大手塾です)。小学校時代から年単位で塾に通っているにもかかわらず、学力の蓄積がなく、さらには中学校でも下位に沈んでいるのです。そういう子を見ると、「この子は小学校時代に塾で何を教えられたんだろう」と考えずにはいられないのです。塾生全員を伸ばしてこその学習塾です。そのためにお金を頂いているのです。小学生ですから「塾って楽しい!!」というものも必要なのかもしれませんが、それ以上に「問題が解けてうれしい!!」の方がはるかに大切ではないでしょうか。

    

この地域、小学生、集団授業というものを考えたときに、どれだけの需要があるか分かりませんし、どれほど塾のことを知っていただけるかは分かりません。しかし、「子どもには勉強ができるようになってほしい」と考える保護者の方や、「勉強ができるようになりたい」と考える小学生は多くいるはずです。そんな方々の希望を叶えられるのが青凜館です。手間暇がかかる小学生だからこそ、細かいところに手の行き届いた指導が必要で、それが提供できるのも当塾の強みです。

     

また、授業料はできるだけ抑えて設定しています。他塾と比較してみてください。

      

小学生コースは春期講習より開講します。4日間の春期講習を受けて、塾の雰囲気や勉強を体感していただき、ここで勉強したいと思われれば入塾を決めるのがいいかと思います。5年生、6年生になるこの春から、本格的な学びを始めていきましょう。

       

       

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