2024年10月15日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

依存から自立への転換

定期考査学習会のためにイオンモールのお菓子コーナーに行って、勉強の合間に糖分補給をするためのチョコレートを買ってきました。この時期もあって、パンプキン味などハロウィーン関連のものが多くありましたが、そこはスルーして定番のものを仕入れてきました。他塾のホームページを見てみると、小学生対象のハロウィーンのイベントのお知らせが載っています。塾生じゃなくても小学生であれば参加できるものが多いので、参加してみるのもいいのではないでしょうか。きっとお菓子がもらえます(そしてきっと入塾の勧誘を受けることとなります)。

 

明日から定期考査対策がスタートします。学校によって時期が異なりますので、11月15日まで対策が続きます。学習会と言っても何も特別なことは行いません。勉強あるのみです。「この期間だけ塾に通ってみたい」あるいは「子どもを通わせてみたい」という方がいらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。2週間分の料金のみで指導いたします(もちろん入塾の勧誘はしません)。

 

ちなみにテスト期間中にこちらからこうしなさい、ああしなさいと指示することはほとんどありません。もちろん教科書の文章を一言一句ノートに写すというような無茶苦茶なやり方で勉強しているような子には指示することはありますが、問題を解く、語句を暗記するなど、勉強をしている生徒にはほとんど何も言いません。何も言わない代わりに、生徒に「聞く」ということを重視しています。「今、何を意識して勉強しているのか」「どんな順番で勉強するのか」「あとどれくらいで終わりそうか」「これから何をやらなければならないのか」「何を使って勉強するのか」など、生徒の勉強のやり方を聞き出します。何か勉強をするときに、きちんと意味や意義をもって勉強すると、そうしない場合に比べ、問題演習にかかる時間や定着の度合いが全く異なります。「やらないといけないからやる」とか「与えられたからやる」という受動的な取り組みほどもったいないものはありません。とりわけ学習塾に通うと、予想問題や対策授業などすべて塾から与えられて、生徒はただそれをこなすだけで終わってしまいます。それではトップの生徒は点数が取れても、自分で考えようとしない中下位の生徒は自分以外の存在にますます甘えて、依存していくだけです。テスト終了後に、中下位の生徒に反省の弁を書かせると、「テスト問題が難しかった」「直前まで部活があって、勉強できなかった」などと自分以外のものに責任転嫁し、「自らの不勉強」という自分自身の中にある原因を探ろうとしません。しかし、それは子どもだけの責任ではなく、そもそも子どもが誰かや何かに依存しなければ何もできないようにさせてしまっている周りの環境や教育にも原因があると思うのです。ですから、青凜館の定期考査対策は完全に生徒個人の主導で進め、私は生徒から勉強の目的や進捗状況、今後の予定を聞くだけの存在となります。「定期考査の点数は自分自身の力で掴み取る」。これが当塾の方針です。

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