2024年6月20日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

受験のための授業

4月から中3生の理科は運動とエネルギーを取り扱っているのですが、昨日で一旦この単元の指導が終了しました。学校では記録タイマーを扱っているそうなので、それに比べるとかなり早いペースだといえるでしょう。授業の中でも言っていますが、公教育というのは、学習指導要領の内容を不足なく、バランスよく指導するのが最大の役割ですので、「受験」に間に合うとか、間に合わないとか、そんなこととは距離を置いています。2月になって私立入試も始まっているのに、まだ天体の授業をしているなどということはもはや受験あるあるです。それに対して、塾の授業は「受験」のためにあるといえます。受験に対応するためには学校の授業では間に合わないし、問題の質、問題の量が足りないから塾に通うはずです。ただ単に勉強が好きだから塾に通う子はおらず、全員が「受験」でいい結果を出すために塾で勉強するのです。

 

塾の授業は受験を意識したものにするべきなのですが、そうはなっていない場合が多々あります。指導の経験が浅い指導者だと、テキストの内容をまんべんなく指導し、どこも同じ重要度で説明します。太文字はすべて大事だから、すべて覚えようという当たり障りのない指導です。また、その知識が入試においてどのような形に変換され、どのようなミスが起こりやすいかなど、テキストの紙面には現れないポイントの説明ができません。指導経験の浅さももちろんですが、ただ単に指導者自体の問題演習量が不足し、この単元の出題パターンにどのようなものがあるのかを分かっていないケースもあります(というよりも、塾の指導者で生徒以上に教科の勉強をしている人はまれで、過去の経験則に頼っている場合も多いです)。塾の授業が、学校の授業の縮小版であってはいけません。塾の授業、とりわけ中3の授業は、受験で得点をとるためのものでなければならないのです。

 

青凜館の中3生は、運動とエネルギーの単元だけに限定すれば、受験で通用するだけの力を持っています。細かな精度はもっと鍛える必要がありますし、問題文の読み取りも遅いですが、その問題においていったい何をすべきなのかは理解できています。今年の福岡県の公立入試問題大問(8)にも十分対応できており、まだ入試演習をしていないにもかかわらず自力で正解にたどり着けています。ただでさえ授業時間の少ない理科・社会は、受験にダイレクトにつながる授業を提供できているのか、そこがその塾の指導力です。

 

来週(もしくは再来週)からは、イオンに入ります。中学生が苦手にする単元の一つですが、正しく理解していけば何も難しくはありません。必要な知識を入れてしまえば、あとは問題の中で現象を考えていけばよいので、考えることが好きな子は「イオンが一番楽しくて簡単だ」と言うほどです。ただし、運動とエネルギーの単元には前学年までの知識の蓄積はほとんど不要なのに対して、イオンには前学年までの知識(とりわけ中2の知識)が欠かせません。元素記号、原子、分子、化学反応、係数合わせ…このような知識や作業が一瞬で出てこなければ、イオンが意味不明な状態に陥ってしまいます。そうならないように復習もしながら進めていきますのでご安心ください。

※この際ですので、青凜館の中3の進度をご紹介します。英語はやっと受動態を終えたところで、次回から現在完了に入ります(他塾に比べるとやや遅いですね。4月は前学年までの復習と文の要素を見分けることに注力していたためで、このペースでも全く問題ありません)。数学は平方根に入ったばかりです(とりわけ早くも遅くもないといったところです)。社会は世界恐慌を指導したばかりで、次回からようやく満州事変・日中戦争へと入ります(まだ歴史を指導しているの?公民の指導をしないのか?、と思われるかもしれませんが、青凜館では夏休み前までは歴史を指導します。それはひとえに近現代史を苦手にする子が多いためです。公民は夏休みにがっつり指導し、詰め込みます)。国語は現代文の読解を4月からずっと行っています。中間考査後からは古典の読解を指導します。

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