2024年3月4日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

小テストのつくり方

青凜館では、各授業の始め5分程度を使って小テストを行っています。数学は前回の内容から10問程度、英語は基本単語10個と基本文5個、漢字は書き問題を15問、理科・社会は前回の内容から10問程度を出題します。満点のみが合格で、それ以外は満点をとるまで再テストとなります。今回はそんな小テストをどのように作っているかをご紹介します。

 

小テストのつくり方は大きく二つに分かれます。一つは、授業で説明したことや取り扱った問題を振り返りながら問題をつくるパターン。もう一つは、授業前にあらかじめ問題を作っておくパターンです。前者の授業後に小テストをつくるパターンは、授業内容とのリンクが容易ですし、何よりも授業で話したことであれば些細なことであっても出題することができますので、子どもたちに対して「きちんと授業を聞いていないと、小テストで点数が取れないよ」という圧力にもなります。しかし、そうであるがゆえに、入試にも出題されず、本質からもずれてしまっている問題が含まれることも起こり得ます。受験や子どもの実力向上を後回しにして、「自分の授業を注意深く聞いていないから分からないんだ」というやり方の小テストでは、それは時間の無駄に終わってしまうでしょう。しばしば学校の定期考査で、「そんなの教科書のどこにも載っていないし、入試でも見たことないよ」という問題が出題されることがあります。先生の言い分としては、「授業で言ったから、書けて当然」なのしょう。以前も述べましたが、学校という場は「成績を伸ばす」ところではなく、「成績をつける」ところです。それゆえ、先生の話を聞いていたら解ける、聞いていなければ解けないというテストのやり方は、評定をつける上でこの上ない方法です。しかし、学習塾は「成績を伸ばす」ところです。成績を伸ばすことができない学習塾は自然に淘汰されていきます。そのためには、授業後にテストをつくるのではなく、授業前にテストをつくっておくやり方がベストです。予めつくっておくテストの中に、「この授業で絶対に外せないポイント」を詰め込んでおきます。そうすることで、その後の授業でも押さえるべきポイントを明確にして、授業を進めることができるのです。もし授業後にテストをつくっていると、授業ではあれも言わなければならない、これも言わなければならないという欲のようなものが出てきて、押さえるべきポイントを明確化することができません。また、そんな授業後に小テストをつくると、あれも入れたい、これも入れたいと、これまた変な欲のようなものが出てきて、学校の定期考査のような「成績をつける」テストになってしまうのです。

 

いまだに国語・数学・英語の3教科の小テストを一発で合格した塾生はいません。国語・数学はリストや前回の授業の内容からの出題なので合格するのですが、英語は実力問題が5題含まれていますので、そこが壁となっています。しかし、小テストは一発合格だから価値があるのです。再テストで満点取って誇らしげな顔をする子がいますが、そんな合格にはほとんど価値はありません。なぜなら全く同じ問題を再度出題して、全問正解することは当たり前で、小学1年生であっても頑張って覚えさせたらできることだからです。中学生なのですから、再テストで満足するのはもうやめて、一発合格することに尽力してください(結局はテスト前の準備不足なのですから)。

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