このブログは2月1日から書き始め、1日たりとも休むことなく更新しています。正直言うと大して書くことがない日もあります。とりわけ、今はまだ春期講習前で授業をしていないので授業に関することも書くことができないので、内容が勉強論・教育論に偏っていることは否めません。それでも書くことを見つけて、ある程度のボリュームにして残しています。そろそろ1日ぐらい休んでもいいかなと思ったこともありましたし、そんなに大勢の方が見に来ているわけでもないから、と思ったりもしました。しかし一度やめてしまうとやめることが習慣化してしまい、一度でも例外を作ると、その例外が普通になってしまいます。
反対に一度でも軌道に乗ってしまえば楽になります。大人が自然と満員電車に乗ることが当たり前になっていくように、肉体労働に体が慣れていくように、勉強も習慣化すればこれほど楽なことはありません。勉強の始めのうちは、「勉強する」「勉強しない」の2択から「勉強する」を選ぶことにかなりの労力を費やします。勉強しないといけないのはわかっているけど、机に向かうのが億劫だという状態です。なかなか机に向かわない子どもにしびれを切らし、母親が「勉強しなさい」と言えば、親子関係が険悪になりますし、前向きな勉強からは遠のいていきますので、さらに負のスパイラルに突入していくこととなります。それでも子どもを「勉強する」というステージに上げなければなりません。そうしなければ成績の向上はあり得ないからです。負のスパイラルは嫌だし、子どもには勉強をさせたい。この二つを叶える最も簡単な方法こそが、「勉強しなさい」と強く言ってくれる学習塾に預けることです。こうすることで、親が子どもの勉強に抱くストレスは軽減されますし、塾に入ることで、子どもは多少のやる気を感じます。そのやる気を感じているときに学習の軌道に乗せることに成功すれば、勉強への抵抗が薄れていきます。少なくとも「勉強する」「勉強しない」で迷ったときに、「勉強する」方へと傾きやすくなるでしょう。
「継続は力なり」と言いますが、初めの一歩を踏み出さない限り継続などありえません。しかし、スタートしてしまえば(塾に入り、勉強せざるを得ない環境においては)あとはなりふり構わず進んでいくだけなのです。