2024年7月27日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

テスト対策の季節です

6月には各中学校の定期考査が行われます。青凜館では、基本的に定期考査の2週間前から対策を始めます。対策といっても、私は一切対策授業を行わず、生徒がひたすら教科書・ワーク・塾の問題集などを進めていきます。初めてテスト対策に参加する人には、やり方を説明し、場合によっては矯正することになります。特に、テスト結果が重要である中3生には、うるさく言うことになるでしょう。

     

学年によっては、少し早いですが来週から定期考査対策に入ります。授業をして、中途半端に新しい単元に入っても、テスト明けの勉強がややこしくて面倒になるため、切りのいいところまで指導し終えたら、スパッと定期考査対策に移行します。

    

中1は来週の授業で、社会(歴史)の弥生時代の問題演習と、理科の植物の分類まで指導した後、テスト対策を始めます。理科のテストに動物の分類も入るかもしれませんので、もし入るようであれば、その部分については折を見て授業を行います。数学は文字式の計算までちょうど終えたので、定期考査が終わるまでこれ以上は進みません。水曜日は授業が1時間程度で終わるかと思いますので、テスト勉強のために学校のワークや演習用のノートを持ってくるように伝えています。

     

中2は来週の授業で、社会(歴史)の江戸時代の産業の問題演習、理科の化学変化と質量、英語のThere isの文を指導した後、テスト対策を始めます。数学は連立方程式の解き方まで終えたので、しばらくはこれ以上進みません。中2生にも、学校のワークを持ってくるように伝えています。じっくりとテスト範囲を固めていきましょう。

     

中3は、数学の解の公式、英語の不定詞、国語の読解の指導を終えればテスト対策に入ります(火曜日には終わりますので、木曜から対策に入る予定です)。理科は運動とエネルギーの分野がすべて終わりましたので、すでに対策に入っています。社会は今日の授業で第二次世界大戦まで終わりましたので、これから対策を始めます。

    

中3の場合、定期考査の結果が通知表の評定に影響を与え、さらには入試の結果をも左右します。6月の定期考査は、1年間に4回行われる定期考査のうち、もっとも点数が取りやすいといえます。ここで点数を確保しておくことが、約10か月後の合否に良くも悪くも影響を与えるのです。

    

勉強はすればするほどいらだちが募ることもありますが、すればするほど楽しくなることもあります。できることが目に見えて増えていくからです。「できなかったものをできるようにする」というのが勉強の目的であり、「できなかったものができるようになる」というのが勉強の最大の楽しさなのです。そしてその楽しさが「さらに勉強しよう」という意欲につながるのだと思います。外発的なやる気はすぐにしぼんでしまいますが、自分のうちから湧いてきたやる気・意欲は長続きするものです。勉強する→理解できる→問題が解ける→他の問題も解いてみる→できないところができるように練習する→できなかったところができるようになる→さらに問題を解く→新しい知識・経験を身に付ける→以前の自分であれば太刀打ちできなかった問題も解けるようになる…という正のスパイラルに自分を巻き込めるように、何よりもまず勉強を始めましょう。

      

      

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