2024年5月17日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

公立入試終了と春期講習生募集

受験生の皆さん、公立高校入試お疲れさまでした。あとは結果を待つのみです。高校入試にむけてすべての時間を注いでいると、まるで高校入試がすべて、高校入試がゴールのような錯覚に陥ります。しかしながら、高校入試は長い人生の一つの通過点や区切りにすぎません。高校受験はこれで終わりですが、またすぐに新しいステージでの生活、学習、人間関係が始まります。勉強についていうと、高校受験が終わってから高校に入学するまでの1か月は、最も学力差が広がる時期です。この1か月間、遊びほうけて、勉強はもちろんのこと、読書すらしないのであれば、たとえ高校入試で高い点数を取れたとしても、高校では下位層に入ってもおかしくありません。反対に、この1か月間、これまでよりもペースは落ちたとしても中学英語の穴埋めや高校数学の先取り、英単語の暗記などに取り組んでいれば、高校での学習でつまずくリスクを大きく減らすことができるでしょう。もちろん、これだけ時間があるのですから読書をするのもいいですね。成績を伸ばすのは時間がかかりますが、落ちこぼれるのは一瞬です。せっかくここまで蓄積させたのですから、それをキープして、欲をいえばさらに高めて高校に進学してください。また、これまで受験生ということで家の中で特別扱いをされていたかもしれませんが、これからは家族の手伝い、部屋の片づけなどにも取り組んでください。受験までの期間、家族には幾度となく手伝ってもらい、支えてもらったはずです。入試とは違い、感謝の気持ちの伝え方には答えはありません。高校に入学してもまだまだ家族には迷惑や心配をかけることになるでしょうが、無事に義務教育を終えられたことに対する「ありがとう」を言葉や行動に示してください。

       

今年の入試問題分析は明日以降行う予定です。今年の問題が簡単だったのか、難しかったのか、傾向がどうなったのかなど、個人的な見方で分析してみようと思います。受験生にとってはもう終わったことですが、来年以降の受験のためには分析することは欠かせません。明日以降の更新をお待ちください。

        

さて、公立入試が終わったということで、春期講習の募集を加速させていこうと思います。新小5~新中3まで、どの学年も募集中ですが、現状では新中2生の受講・問い合わせが多くなっております。人数・教材の関係がありますので、中2生はあと3名ほどで募集を一旦ストップします(春期講習の詳細はこちらです)。

      

春期講習は、これまで塾に通っていなかった子が入塾する、あるいはこれまで塾に通っていた子が転塾するベストのタイミングです。本格的な勉強が遅れれば遅れるほど、成績の伸び小さくなり、合格の可能性が下がっていきます。中1、中2生は学習内容をはじめからていねいに学習することで、行き詰る危険性を回避することができます。塾では、将来の受験や高校での勉強を見据えた指導を行いますので、学力を効率よく積み上げることができ、なおかつ入試問題にも対応するための基礎力を備えることができます。成績が落ち込んでから塾に通ったとしても、その原因は成績が落ち始めるもっと前、つまり学習のスタート地点にあることが少なくありません。当塾が学年の初めの基礎的な内容に十分な時間を割くのもそのためです。たとえば、中1であれば正負の数の計算や基本単語・be動詞、中2であれば多項式の計算やbe動詞・一般動詞に多くの時間を費やします。そこを固めることが、その先の学習内容の理解を促進し、学力の積み上げを可能にするからです。中3生の場合、中1、中2とサボってきた子であっても、少なくとも中3のスタートをうまくきることで、夏以降の入試対策において、中1、中2の復習に注力することができます。夏期講習からの入塾となると、まずは中3の内容の復習から始めなければなりませんので、どうしても負担が大きくなり、学習に無理が生じることになります。ちなみに、今年度の受験生は偏差値が入塾前から平均で14伸びています。少人数制の個人塾で、しつこい指導だからこそ成績を伸ばしています。生徒を決して「大人数のうちの1人」や「その他大勢」にはしません。どうしても高校に合格したい、大手塾では成績が伸びない、どのように勉強すればよいか分からないという子には最適の学習塾だと思います。一方、自分のペースでやりたい、みんなと和気あいあい勉強したい、細かいことをあれこれ言われたくないという方には合わない塾です。

      

小学部は、勉強に自信を持ち、中学でトップ層に入るための学力の身につけ方を提供します。国語であれば日本語の読み方や言葉の意味を中心に、文章の精読を行います。初めは基本的なものから読み方を習得していき、最終的には高校入試で出題されてもおかしくない文章まで扱うことになります。とくに小5生の場合は2年間かけてじっくり論理的読解を指導していきますので、小学校卒業時点では読解法を知らない小学生を圧倒する読解力を身につけることができます。文章を読む力は決して国語の勉強だけにとどまらず、あらゆる科目の勉強の基礎になる部分です。算数や数学の文章題で何が書かれてあるのか理解できない、英語長文の展開や内容を理解できない、理科や社会の教科書を読んでも意味が分からないというのは、国語力の欠如による部分が多くあるでしょう。また、点数の取り方や解き方を知らない子が多くいる国語だからこそ、得意科目にすることで、他の子と差をつけ、優位に立つことができるのです。算数は基本計算をしつこくこなします。スピードと正確性に妥協することなく、可能な限り高めていきます。ただし、計算力だけでは十分ではありません。問題が与えられたときに、「どう解いていくのか」「どのような計算が必要なのか」「どのような考え方が必要なのか」を考える部分、いわゆる数的思考力が欠如していると、将来の中学、高校での勉強、あるいは受験において大きな足かせとなります。計算式が与えられて、「これを計算しなさい」という問題は誰だってできます。学力差が生まれる問題は、数的思考力が要求される部分です。ゆえに、まずは小学校の算数において、頭の使い方、問題の見方、言葉での説明の仕方など、基礎的な思考法を身につけておくべきなのです。それは中学校に入ったからといってできるものではなく、「思考する」という経験によって育まれるのものなのです。であれば、早く始めるに越したことはありません。小学部の春期講習は、国語であれば読解の基礎、数学であれば単位量あたりの考え方を指導します。ぜひ春期講習を、「どう勉強すれば成績が伸びるのか」を知るきっかけにしてほしいと思います。

       

正しいやり方で、正しい考え方で、十分な時間をかければ、学力は必ず伸びていきます。勉強は雑にしてはいけません。きっと大丈夫だろう甘く見てはいけません。そのような隙が出てくると、たちまち伸び悩み、または成績がはっきりと下降していきます。まずは一つひとつ丁寧に学習していきましょう。小学部や中1、中2の学習はゆっくり過ぎるほど丁寧に進んでいきます。中3は受験がありますのでのんびりはしていられませんが、大事なポイントは丁寧におさえていきます。塾を選ぶ際には「優先順位」があるはずです。自宅から近いところがいい、友達がいるところがいい、個別指導塾がいい、集団授業塾がいい、大手塾がいい、自由なところがいい、費用が安いところがいいなど、あらゆるものを考慮して選ぶのではないでしょうか。もしもその中で、「成績が伸ばす塾がいい」を最優先に考えられる場合は、ぜひ当塾をお選びください。

           

           

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