2024年7月20日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

入試問題に負けるな!

3日後は私立入試です。私は精神論で乗り切るのがあまり好きではありません。「気合いで頑張れ!!」「気持ちでどうにかしろ!!」などのように精神面に働きかけたとしても、知識は一向に身につかないからです。生徒がハチマキを巻いて、「頑張るぞ!オー!!」と叫んでいる光景をテレビで見たことがあるかもしれませんが、私にはどうしても塾のパフォーマンスとしか思えません。「こんなに気合入れて勉強に取り組んでいますよ!」というアピールです。中身や理論を差し置いて精神論を強要するのは、子どもの才能や能力を壊す原因となり得ます。

       

ところが、受験本番においては精神的な強さが大きな武器となります。たとえば、2018年の公立入試では国語の問題形式が前年までと大きく様変わりしました。過去問演習をやってきた受験生であれば、ほとんどすべての生徒が「何だこれ」と戸惑ったことでしょう。また、焦ってしまったせいで、大問1に時間をかけすぎてしまい、大きく出遅れ、大問5の作文までたどり着かなかった子もいるでしょう。作文の問題形式も変化があったので、そこでも戸惑ったかもしれません。国語でうまくいずに落ち込むものの、何とか気持ちを切り替えようとします。ところが数学でも新傾向問題が目白押しで、追い込まれていきます。簡単だと思っていた社会が最も難しく、理科でも実験ばかりで、英語を迎えるころには精神的にギリギリな状態です。「全然だめだ。私だけできない。あんなに勉強したのに。落ちたらどうしよう。ちゃんとやっておけばよかった。」もう今更どうしようもならないのにもかかわらず、あれこれ考えすぎて、さらに追い込まれていくのです。受験当日は、ここまで勉強してきたんだとどっしり構えておくことです。決して自分を卑下してはいけません。「ここまでやってきたんだから、問題と冷静に向き合えば大丈夫。そのうえで、自分に解けない問題は、周りの生徒はみんな解けない。」と割り切って考えることです。

      

ただし、ただ気持ちを強く持とうと思ってもうまくいきません。強い気持ちは自信から来るものであり、その自信は勉強をして実力を付けることでしか身につかないからです。つまり受験本番で、試験に負けない気持ちを保つためには、勉強をするほかないのです。「うまくいかなかったらどうしよう…」と心配する暇があるのならば、年代暗記の1つでも、英語長文の1題でもやるべきなのです。

      

私立入試が終わったら、公立入試の過去問や実戦問題に取り組むでしょうが、そのときに意識しておかなければならないことがあります。それは、「今年の入試がこれまでと同じ入試形式であることはあり得ない」ということです。数年前までは毎年ほとんど同じ形式、同じ設問であったのに対し、最近はそうではありません。これまで見たことない設定や出題形式であることが当たり前だという認識でいましょう。いくら入試形式が変わっても、これまでに身につけた知識で解けるようになっています。見たことがない問題が出るということは、その場で考え、工夫しなさいというのが問題作成者からのメッセージなのです。そのうえで、去年と同じ形式であればラッキーだというくらいの気持ちでいるといいでしょう。

       

また、受験直前になると体調を整えるという名目で、勉強に手を抜き出す受験生がいます。勉強量を減らすと、体調が安定すると思っているのでしょうが、受験前だからこそいつもと同じように勉強するべきです。睡眠・食事だけはきっちし管理し、それ以外の時間を勉強に費やすぐらいで構いません。受験勉強するのはせいぜいあと1か月で、何も勉強をセーブする必要はありません。受験前だからとケチケチせずに、自分の将来のためにやれるだけの勉強をしていきましょう。

        

2月定期考査学習会では、一般生の参加も受け付けています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

● 定期考査対策がはじまります

       

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