昨日で全ての定期考査対策が終了しました。十分勉強してその成果がきちんと表れた子もいますし、十分勉強したつもりでもそれがまだ不十分であった子もいます。いずれにしても、次に向かっていくしかありません。中1、中2生は先の勉強を一つひとつ身につけていきます。中3生は入試問題に通用する知識と技術を身につけていきます。子どもたちにはやるべきことを示していきます。面倒くさがらずに、丁寧に課題をこなしていくことで成績を伸ばしてほしいと思います。
当然のことですが、定期考査は入試とは全く違います。求められるレベル、理解のレベルは入試問題の方が圧倒的に上です。また、定期考査はごく限られた範囲からの出題ですので、短期間で高得点を取ることができますが、入試では広い範囲を網羅しなければならないため、簡単には成績は上がりません。事実、今回の定期考査で400点以上取った生徒も、模試の偏差値は50を下回ります。定期考査で400点以上取ったから、入試でも8割取れるなどという短絡的な考えはいけません。定期考査の勉強のやり方と入試の勉強のやり方は全く違います。定期考査は、出題範囲を意味も分からずに詰め込むような勉強でも構いません。出題範囲が狭いですので、そんな無茶なやり方も可能です。しかし、幅広い知識と理解を必要とする入試において、すべて覚えるというような泥臭いやり方は無謀です。少しでも負担を減らすためには、「理解しながら身につける」という勉強が欠かせません。そしてその理解を手助けするのがほかでもない「学習塾」なのです。独学や学校の授業だけの勉強では知りがたい、問題の見方、考え方、解き方というものを、学習塾では学べます。
定期考査学習会が終わったので、たまには入塾生募集について書きます(基本的な方針、料金等は該当ページをご覧ください)。
青凜館では絶賛、入塾生を募集しています。中1、中2生は今入塾するとほぼ個別指導のような状態ですので、プロの授業を濃密に受けることができます。中3生はこれから入試対策に入りますので、相当勉強する覚悟がなければついてくるのは難しいでしょう。その覚悟があれば、公立入試で戦えるだけの力を身につけることは十分可能です。
以下は青凜館の注意点です。
・青凜館では個別指導とは違い、決まった科目、決まった時間に授業を行います。子どもに合わせてほしいという要望をかなえることができません。
・毎回、小テストを行いますが、簡単には合格できません。へこたれることもあるでしょうが、何度もチャレンジしてもらいます。
・ハロウィーンなどのイベントは皆無です。青凜館は勉強だけを行う場所です。
・中1、中2の授業は、かなりゆっくりと進めます。中3になると、入試演習の時間を確保するために、一気に加速します。うちに限らず、堅固な学力をつけるためには、入塾は早めに決断されるほうがよいでしょう。
・定期考査2週間前からは、基本的に毎日通塾してもらいます。たった2週間勉強漬けになるくらいで嫌になっていたら、入試なんて乗り切れません。ちなみに、塾生の入塾前と入塾後の定期考査の点数を比較すると、5教科合計の平均で49.4点アップしています。
・「塾であまり友達とべたべたしたくない」、「塾生と仲良くなれるか心配」という子におすすめです。そもそも塾内で友達と仲良くおしゃべりする時間も余裕もありません(小テストの勉強や授業の予習をしなければならないからです)。塾生は自分のやるべきことをこなすことで必死です。みんなでワイワイするよりも、自分と向き合って黙々とやりたいという子に合うと思います。逆に、「誰か友達と一緒じゃないと絶対に嫌だ」という子は、他塾をおすすめします。
・勉強に限らず様々なことにグチグチ口出しします。「怒られたくない」「ずっとやさしくしてほしい」という子は、他塾をおすすめします。
「いかに成績を上げるか」ところが塾運営の軸ですので、その気持ちがあまりない子にとっては青凜館に通っても苦痛にしかなりません。そんな子が嫌々勉強しても誰も得をしないでしょう。しかしながら、「成績を上げたい」「勉強に集中したい」という気持ちがある子にとって、青凜館以上の場所はありません。「テストでいい点がとれるようになりたい」「子どもに勉強できるようになってほしい」と思われたら、お気軽にお問い合わせください。