2024年2月28日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

定期考査の目標設定②

昨日のブログで、成績の良くない子ほど自分の成績を覚えていない、無頓着だと書きましたが、それ以外にも成績が伸びない子に見られる共通点があります。それは目標点を書かせると一発で分かります。成績が順調に伸びる子の目標点は、「国語92点、数学100点、英語93点、理科95点、社会98点」などと1点刻みで細かく設定されているのですが、そうでない子は、「国語80点、数学80点、英語85点、理科80点、社会80点」というように何となく切りのいい数字を並べているだけです。そこには、「前回が〇点だったから、今回はそこから10点は上積みできるだろう」、「英語の先生は1、2問は難問を出してくる」、「国語の過去最高点が87点だから、そこは超えたい」などという考えは微塵もありません。とにかく考えるのが面倒くさい、計算するのが面倒くさい、そもそもこれまでの成績を覚えていないし、思い出すのも面倒くさい、人から書けと言われたからしぶしぶ書くという後ろ向きの思考しかないのです。居酒屋で大人は「とりあえずビール」と言っていれば、考える時間も、メニューを見る手間も省けます。中学生が目標に設定する「70点」「80点」には何ら根拠がなく、ただ単に煩わしさの表れなのです。

 

将来、物を売る仕事に就いたときに、何の根拠もなしで「今月の目標はキリよく1000万円です!」などと言っていては誰が相手にしますか。昨年度の実績、景気動向などを根拠に、「頑張れば十分達成可能だな」という現実的な数字を打ち出さなければならないにもかかわらず、的外れな目標では働き手が意欲を失うことになりかねません。新しくオープンする娯楽施設が「年間来場者数〇人を想定しています」と大風呂敷を広げても、実際はそれには程遠く、経済効果を期待した自治体のがっかり感と多額の負債だけが残るということはよくあることです。目標設定で理想を掲げるのは十分なのですが、それだけではいけません。目標設定には、自分自身としっかりと向き合うことが欠かせないのです。過去の自分と向き合い、その過去の自分を超えることができるのかを考えます。今の自分と向き合い、本気で勉強する覚悟があるのかを確認します。未来の自分を想像して、未来を変えるつもりがあるのかを問いかけます。自分と向き合うことは決して楽しいことではありません。結局は自分と向き合うということは、自分のダメさ加減、実力のなさ、やるべきことの多さと向き合うということだからです。勉強が苦手な子はそれが嫌なので、何も考えずに簡単に、簡単な数字を目標として設定してしまうのです。

 

青凜館では夏期講習の勉強時間を中3は300時間、中1中2は160時間と設定していました。300時間という数字は、一日平均7.5時間であり、十分達成可能な数字です(受験生であれば7.5時間は決して少なくありません)。そして夏休みの勉強時間を集計すると、最も勉強した生徒は370時間以上の勉強をしています。目標を余裕でクリアしていますね。さらにそこから340時間、330時間と続いていきます。一方、目標に50時間も届いていない生徒もいます。同じだけの時間が与えられているにもかかわらず、同じ中3生にもかかわらず100時間以上の勉強差が生まれるということは、いったい何が原因なのでしょうか。何日か部活があった、何日か体調を崩しただけで、100時間以上の差は生まれません。単に本人のやる気の問題です。自分ができないことをできるようにしようという気持ちの欠如です。そもそも体調不良は自己責任です。もちろん心配はしますが、体調不良で休んだ子に合わせてゆっくり進むようなことはしません。それは毎日体調管理をして、毎日通塾してくれている生徒に失礼だからです。休んだ子に合わせるような授業をしたら、毎日きちんと塾に来る意味がなくなります。生徒は感じているでしょうが、当塾は一度休むと次に来たときには全然知らないところを指導しています。だからそもそも休んではいけないのです。もし休んでしまったのであれば、補講日に取り返すなり、自分から休んでいる間に指導した場所を確認するなりすればいいのです。冷徹に思えるかもしれませんが、当塾の方針として、やる気のある生徒に合わせますと言っている以上、そうするのが当然です。また、中1中2生で160時間を達成している人はいません。1日平均4時間という目標設定が無謀だったのか、それとも生徒の勉強時間が少なかったのか、達成できなかった原因はどちらにあるのでしょうか。夏期講習に通ってくれた生徒で、そんな余裕をかませるほどの学力の生徒はいなかったように思うのですが、きっと勉強以上に大切なものがあるのでしょう。

 

今日で「夏期講習」は終了です。特に中3生は長時間の勉強を頑張りました。頑張ってくれたおかげで、9月以降は内申点を上げるための定期考査対策と、入試の得点を上げるための入試演習に専念できます。特に入試演習は6か月以上の時間が確保できましたので、じっくり実力を高めていくことができそうです。

 

※近隣の中学校では早速期末考査の範囲表が配られたようです。3週間以上も前に配るとは、なかなか仕事が早いですね。この中学校はホームページの更新をきちんと行ったり、年間計画を早々と出してくれたりしているので、塾側からするととても好意的な中学校です。是非どの中学校もこれを見習っていただきたい!

 

各学年の9月最初の授業は、

〇中1:9月1日(土)18:30~21:00

〇中2:9月3日(月)19:00~21:50

〇中3:9月1日(土)10:00~18:00 となっています。

また明日8月31日(金)は塾が開いていませんので、ご注意ください。

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