2024年12月12日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

夏期講習モード

通常講座が昨日で終了し、今日明日と夏期講習の準備作業を行っています。塾は開いていますので、勉強をしに来てもらっても構いません。家でダラダラ過ごしたり、気が抜けたりするくらいなら塾を有効活用するほうがいいでしょう。

 

これは中3用の小テストです。

 

●国語…漢字15問

●数学・理科・社会…前回の授業内容からの復習問題

●英語…英作文の実力問題

となっています。さらには数学の小問集合を毎日解いていきます。もちろん通常通り、再テストは行います。一日6つのテストがあるわけですから、不合格になった場合はその都度再テストを受けて取り返していかないと、再テストという名の負債が溜まっていってしまいます。再テストになってしまう原因は努力不足・実力不足です。ですから一発で合格しようと思えば、それだけの対策をしてくるか、自分の実力を高めるしかないのです。

夏期講習中、再テストは各自ここから取って受験してもらいます。学年の色は須恵中カラーになっています。ちなみに黒いファイルには国語の漢字が入っており、それ以外の4教科は各学年のファイルに入っています。このファイルの上には、小テストの合否状況が貼られており、誰が何の再テストを受けなければならないかが分かります。おそらく「再テスト」という制度がないほうが生徒は楽だと思います。1問でも間違えれば再テストですので、再テストの再テストになることも少なくありません。再テストではなく、「解き直し」や「間違えたところを5回書く」ということをさせる塾もありますが、青凜館では「再テスト」にこだわります。「解き直し」にすると、生徒が自分で考えずに、模範解答を写して終わりになることがあります。「間違えたところを〇回書く」というのは、頭を使わないただの作業です。「再テスト」にすると、まずは自分で解きなおして、分からなければテキストを見て、理解したうえで、さらに間違いなく解かなければならないので、クリアのハードルが大きく上がります。塾には何のために通うのか、小テストの目的は何なのかということを考えたときに、「解き直し」や「ただ書く」というのはあまりに不親切です。「合格するまで再テスト」というのは一見厳しいように思えるかもしれませんが、子どもの学力にとってはむしろ優しいことです。ですから塾に通う目的、小テストの目的を分かっていないお子様が青凜館に通っても不満とストレスがたまるだけです。勉強の負担が少ないほうがいいのであれば、他の学習塾(とりわけ大手の個別指導塾は指導する人間がアルバイト講師なので、私ほどうるさいことは言いません)をおすすめします。

 

これは中3生の補助教材です。上段左は、中1~中3の英文法を詰め込んだ総復習教材で、中には日本語が永遠と書かれており、それをひたすら英語に直していきます。上段中央は地理の復習教材で、お盆前後のカンヅメ特訓で使います。9月以降の入試対策でグラフや地図の読解をするのに必要な知識を詰め込んでいきます。上段右はカンヅメ特訓で使う国文法教材です。その下は作文の演習問題で、隙間時間に解いてもらいます。下段中央は英語の熟語プリントで、これも時間が微妙に余ったタイミングで解いていきます。その左の実戦問題集は理科の分野別問題集で、カンヅメ特訓で使用します。細かく分野が分かれており、超基本から学べますので、理科の知識に乏しいうちの塾生にはうってつけです。

 

夏期講習は下手すれば単なるイベントで終わってしまうことが少なくありません。毎日勉強して、途中には合宿があって、時には指導者のカミナリが飛んで…きっと残るものは「夏期講習、あっという間で楽しかったね」です。青凜館の夏期講習は違います。毎日勉強して、勉強ばかりで嫌になって、それでもやらないと追いつけなくて、授業と宿題と再テストと復習課題をひたすらやっていく40日間です。きっと残るものは「しんどかったけど、今までよりも勉強ができるようになった」です。親御さんから結構な授業料を頂き、子どもたちの貴重な時間を奪っているわけですから、そうしなければなりません。40日間、誰にも遠慮することなく、とことん実力を高めていきましょう。

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