2024年6月21日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

熱さと虫と夏の宿題

毎日うだるような暑さが続いています。塾生に聞くと、運動部は夏休みも一日練が多くあるようで、この暑さで安全管理は大丈夫なのかなと心配してしまいます。「安全」「健康」「命」以上に大切なものはありません。塾内は冷房をつけ、熱中症等の心配は少ないにしても、生徒の体調には十分に気をつけなければならないと、各地のいたましい事故をきっかけに感じています。

 

塾内の環境といえば、ひとつ大きな問題があります。それが蚊などの虫の存在です。夜になると周りが暗くなるせいか、コバエが教室内に入ってきます。生徒のまわりを飛んで、せっかくの集中が妨げられることもあります。虫たちも悪気があるわけではないでしょうが、やや虫たちのちょっかいが過ぎるので何とかしなければなりません。そこで対策の一つとして、塾の入り口に「蚊取り線香」を焚いています。生徒たちは「なんだこれ?」「なんだこの匂いは?」という反応をしていますが、蚊取り線香ですのでご心配なく。蚊取り線香を使ったことがない人もいますので、これを一種の夏の風物だと感じてくれればいいかと思います。ちなみに蚊取り線香のおかげか、教室に入ってくるコバエの数がいつもより少ないような気がします。虫たちには悪い気もしますが、子どもたちのためにご遠慮願いたいと思います。

 

学校では夏休みの宿題をもらっているようです。相変わらず、「ただ単に漢字を書く」「ただ単に単語や英文を書く」という生産性のない宿題が課されているようです。漢字や英単語は「何としても覚える」という意識で書けばたった1回書いただけで覚える人がいますし、そもそも覚える気がない人は10回、20回書いたとしても身につきません。覚える気がない人が、単なる作業として書く場合、その人が書いているのは漢字ではなくただの線です。この類の課題は私が学生のときにも出ていましたし、その前の世代の方のときにも出ていたことでしょう。昨日のブログにも書きましたが、学校は成績を上げるところではなく、成績をつけるところです。とにかく面倒くさい宿題を課して、それをやっていれば評価し、やっていなければ評価を与えない、ただそれだけです。夏の課題で「勉強をできるようにする」などということは二の次なのです。その課題をする側はたまったものではありませんが、評価する側としてはそのような課題をさせると「意欲のある人」と「意欲のない人」が明確化されるので、もっとも客観的な評価を下すことができるのです。

 

よって生徒たちはどんな課題であっても、黙々とやるしかありません。それが評価する先生と評価される子どもという、変えることのできない関係性なのです。受験の合否の半分は通知表の評定によって決まります。貪欲に評価を取りに行くことは当たり前のことです。中学生同士だと、「あいつは先生に媚びを売っている」やら「通知表狙いでダサい」やら面倒くさいことがあるかもしれませんが、受験に失敗するよりはマシです。先生の評価を得るために、どんなに面倒な夏の宿題も丁寧に、正確にこなしていくことです。そのことも「受験勉強」の一環です。はっきり言って学校の夏の課題は受験勉強の土台作りにすらなりませんが、通知表の評定だけは得られます。学校の夏の課題に関してはそれだけで十分です。

 

中3生は、8月4日までに学校の宿題を終わらせるようにしています。午前中を宿題の時間に充てて、とにかく宿題を終えることに専念します。どの学年にも言えることですが、学校の宿題を後半まで残すことに何らメリットはありません。後半に残すと、ただただ仕上がりが雑になるだけです。先生の評価も下がります。自分の身にも付きません。とりわけ中3は宿題をさっさと終わらせて、早い段階で自分の弱点克服や授業の復習に専念しなければなりません。入試日はどうあがいても動くことはありませんので、学校の宿題を後ろに引きずれば引きずるだけ、受験への残り勉強時間が少なくなります。それだけ不利になるということです。問題を解くにも、知識を身につけるにもそれなりの時間を要しますし、受験に向けてやることが尽きることはないのですから、有限である時間を無駄に過ごさない人が合格に近づくのは自明の理ではないでしょうか。

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