2024年2月27日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

300時間

中3の夏期講習では300時間以上の勉強を課しています。7月21日から8月末までの約40日間で300時間の勉強をしてもらいます。単純に300時間を40日で割ると、1日当たり7.5時間となります。「毎日7.5時間も勉強するなんて大変そうね」と思われるかもしれませんが、普段の学校生活でも6時間授業を受けて、その後部活をして、さらに塾に通っていることを考えると、決して大きな数字ではありません。また、300時間のうち半分以上は塾での授業があり、さらに塾の宿題や学校の宿題、授業の復習、小テストの勉強、小テストのやり直し、膨大な追加の復習課題など、中3生はかなりやることがありますので、どれだけ時間があっても足りない状況になることと思います。

 

社会に出ればどんな仕事においても、否が応でも時間に追われることとなります。「締め切りが…」「納期が…」「年度末まで.…」などの期限に追われることは当たり前であり、ちんたら、悠々とこなすことができる仕事などありえないのです。子どもたちはそんな社会の「時間に追われる」「いくら時間があっても足りない」という感覚を知りません。知らないからこそダラダラと、自分のペースでやることが当然のように思っています。「お風呂入りなさい」や「ご飯できたわよ」と言っても、子どもがなかなか行動に移せないのは、「お風呂ぐらい自分の入りたいときに入るわ!」「今は友達とLINEしているから後でにする」という自己中心的な考えがあるからです。しかし一方、「お風呂入りなさい」「ご飯できたわよ」と言う母親の立場からすると、「早くやってくれないと片付かない」「一緒に片付けないと効率が悪くなる」という時間や効率に対する意識があります。大人が時間に敏感なのは当然であり、だからこそ子どもの成長においては時間を意識させることが必要なのです。

 

先にも述べたように、中3はやるべきことがかなりあります。やることが多いときに気をつけるべきことは、「一つひとつ確実に処理をしていくこと」です。青凜館では、毎回の授業で小テストを行います。中3であれば国数英が週に2回、理社は週に1回、合計8回分のテストを1週間に受けます。1ヶ月では32回分のテストを受けます。もちろん満点のみが合格です。満点でなければ満点を取るまで再テストです。この小テストで最も重要なのは、1回目で満点を取って気持ちよく合格することなのですが、次に重要なのは不合格になったときにさっさと再テストを受けて、合格してしまうことです。自分の穴を見つけたらその都度埋めていくことです。1個の穴では大したことがないように思えますが、これが8個、さらに32個もたまっていけば、もう埋めることを放棄してしまうでしょう。小テストの不合格は「知の負債」です。借りた借金をその都度完済していけば、その人の信用につながります。「あの人は貸してもきちんと期日までに返す人だから、安心して貸し付けをしよう」と。しかし、貸したお金を一向に返そうとしない人が、さらに借りようとする場合、その人を信用することはできません。「更なる貸し付けをしたとしても、返ってこないかもしれない」と思うでしょう。「不合格の場合は再テストを受ける」というのが決まりにもかかわらず、その負債を放置して、さらなる負債を抱え込もうとするのは非常に愚かな行為です。どうにもならなくて自己破産する前に、負債を抱えるたびに返済するのが賢明なやり方です。お金の場合はどうしようもないことがあるかもしれませんが、小テストの場合は努力次第でいくらでも返済可能です。目の前にやるべきことが溢れていたとしても、それを一つひとつ片付けていく方法以外に、膨大な課題のすべてを処理する方法はないのです。

 

ちなみに、中3生には「夏期講習前にやっておくといいよ」という問題を渡しています。やった方が良いと思うのであればやればよく、決してやることを義務とはしていません。しかし、そうは言っても成績が伸びている子はしっかりとやってきます。逆に、成績が悪い子はやっていません。こう見ると、勉強ができる子というのは、生まれ持った才能で勉強ができているわけではないと気づきませんか。反対に勉強ができない子は、能力がないから勉強ができないのではなく、単に勉強しないからできないということにも気づきませんか。だからこそ、何度も言うように、中学校程度の勉強においては、勉強ができない原因はほぼほぼ「努力不足」だといえるのです。

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