2024年6月21日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

誘惑と戦ってはいけない。誘惑のない場所へ行くんだ。

青凜館では明日から中間考査対策の学習会がはじまります。学習会というと、なんとなく「イベント」的なにおいがしてきますが、青凜館の学習会は「ただ勉強だけに集中して取り組むもの」です。塾に勉強道具をもってきて、席について勉強を始めて、問題を解いて、覚えていないことは覚えて、解き方が分からないところはわかるまで考えて、それでもわからなければ質問をして、また問題を解いて…これの繰り返しです。勉強している間は、粛々とした時間が流れます。人によっては、「そんな静かな環境で勉強するなんて耐えられないわ」という人がいますが、ではどんな場所であれば集中して勉強に取り組めますか?

 

家で勉強する場合、集中を生みだすことは容易なことではありません。家という場所はリラックスする空間としては最適ですが、集中したり、緊張感を持ったりしなければならない場面には適していません。家には家族がいて、笑い声や楽しい会話があり、テレビの音があり、マンガもゲームもあります。疲れたらすぐに横に慣れる場所があります。LINEの着信があれば気になって見てしまうでしょう。でもそれは仕方がないのです。家はリラックスするための場所だからです(子どもたちがそのリラックスするための家という場所で、「なんで勉強しないの?」「いつも言っているでしょ!」などといわれ、緊張を強いられると反発したくなるのもうなずけます。緊張する場面の多い仕事から帰ってきた父親が、家の中で母親からシビアな話をされると、「面倒くさいなぁ」と思ってしまうのも同じことではないでしょうか。だれしも家での緊張感は嫌い、できるだけリラックスしたいのです。だからこそ勉強に対してガミガミ言うのは他人に任せ、家ではリラックス空間をつくってあげてください)。

 

それに対して、塾での勉強中には気が散るような笑い声や楽しい会話はありません。テレビもなければ、ラジオもなければ、マンガも、ゲームも、ソファーも、何もありません。あるのは机とイスと大量の問題集だけです。机の上にスマホを置いて勉強しようものなら、私の目の前で勉強させます。いわば「集中せざるを得ない環境」がそこにはあるのです。人間は一人だと大変弱いので、自分の理屈で行動を簡単に変えることができます。「今日は気分がのらないから」「もう飽きたから」「面白いテレビがあるから」と勉強から逃げる材料には事欠きません。しかし、もし同じ空間に複数の人間がいたらどうでしょうか。「気分がのらない」という理由で、自分だけ勉強から逃げますか?勉強に飽きたから、自分だけスマホを取り出しますか?集団授業塾の大きなメリットの一つが、「みんなが頑張っているから、自分だけが手を抜いてはいけない」と思えるところです。そこが、一つの教室に複数人が並んで勉強する利点なのです(もちろん逆のパターンもあります。「みんなサボっているから、自分もサボる」というパターンです。指導者が生徒をコントロールできていないケースで、集団授業塾の下位クラスによくある状況です)。

 

ということで、明日から中間考査勉強会がはじまります。子どもたちはなかなかハードルの高い目標点を設定していますが、それは「それだけの勉強をするんだ」という決意の表れだと思っています。そして、この子たちが頑張って勉強するのなら、そのハードルは超えられると私自身も思います。勉強会の様子は、明日以降のブログでお伝えしていきます。

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