2024年10月15日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

小学5年生の英語

小学5年生の英語はアルファベットから指導します。小学校で一通り書いたことはあるようですが、生徒によって定着度合いはバラバラなので、塾ではここから丁寧に教えています。

     

アルファベットを練習するときに注意点させているのは、「大きくはっきり書くこと」「4本線を常に意識すること」「焦らずに一文字一文字丁寧に書くこと」などです。一般的な書き順は指導しますが、それを絶対に守りなさいとは言いません(そもそもアルファベットに正しい書き順はありませんので、明らかに変な書き順以外は矯正しません)。ただし、字が汚い子にはしつこく矯正させています。きれいに書く必要はありませんが、丁寧に書くことを意識させます。字の丁寧さと学力は無関係ではないと思います(もちろん、絶対ではありませんが…)。

     

アルファベットを書けるようになったら、次にローマ字を指導しています。英文の中で人名や地名を書くことがあるため、英文に入る前に、ローマ字を書けるようにします。五十音を練習したら、都道府県名をすべて書けるよう練習します。北海道、群馬、東京など、都道府県名はローマ字の練習としてはうってつけです。これ以降の英文練習では、日本語の人名や地名は書けるという前提で進んでいくことになります。

     

ここまで終えたらいよいよ英文の練習に入ります。小学5年生の英語授業は、小学校で使っているNew Horizonに準拠しています。細かな文法の指導は置いておいて、特定のフレーズを話せて、書けるように練習します。ちなみにはじめに覚えるフレーズは、「好きなものをたずねる表現」です。What ~ do you like? - I like ~.というやつです。これを毎回練習します。1回目は好きなスポーツ、2回目は好きな色、3回目は好きな食べ物など、毎回内容を少しずつ変えていきます。当然、英単語も覚えて、書けるようにします。スポーツであれば、サッカー、野球、テニス、ラグビー、バスケットボールの5つを覚えてもらいます。1年で5年生のNew Horizonに出てくるフレーズはほぼすべて扱います。平均すると、1週間に10単語覚えていき、この1年間で350~400の英単語を習得してもらいます。小学校の間に習得するべき単語数は約600語と言われているため、青凜館では5年生と6年生の2年間かけて、600~700語の習得を目指しています。数字や月・曜日、基本的な一般動詞など、基本的なものを習得し終えますので、中学で単語を覚えるストレスが激減します。

      

塾では単語を覚える、英文を書くということにこだわっています。そういう意味では、小学校の授業とは完全に一線を画しています。小学校ではゲームなどを通して英語に親しんで、塾では総合的な英語力を上げるということを目指しています。今年度からの中1では、おそらく大量の離脱者が早々に現れるでしょう。それを少しでも阻止するためにも、小学校から英語力を積み上げていきます。

      

     

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