2024年7月19日
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今年の社会は何が出る?

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このシリーズもあと2回です。

過去に理科・国語・数学とやってきて、今回は社会です。これまでの教科は以下をご覧ください。

今年も理科の出題予想をしてみよう! Part1

今年も理科の出題予想をしてみよう! Part2

今年の国語は何が出る?

今年の数学は何が出る?

      

出題範囲の変更により、国際社会の範囲は出ません。例年、この範囲は1問(あるいは2問)出ていましたが、それがなくなったところで、今年の入試にはほとんど影響はありません。大問6題構成も変わることはないでしょう。

     

大問1…歴史(古代~現代)

ここ数年は、古代から現代までの全範囲からの出題となっています。「広く、浅く」という出題イメージです。すべての大問の中で最も簡単なところですので、1問のミスが命取りとなります。今年も古代文明や原始の時代は出ないでしょう。出たとしてもきっと簡単でしょう。記述問題の正答率は落ちますが、いずれも歴史を勉強していれば見たり聞いたりしたであろう内容ばかりです。ここ2年間は、江戸時代に関する記述(それも、どちらも農村での貨幣経済の広がりに関するもの)が出ています。昨年と平成30年は、勘合を使った目的が聞かれています。似たような問題がよく出るなという印象です。今年出そうなものとしては、古代であれば藤原が権力をにぎった方法、中世ならば承久の乱の影響や相続方法の変化、近世以降なら幕政改革関係やアヘン戦争の影響、開国後の貿易などでしょうか。個人的には、久しぶりに開国後の貿易のようすが出ると読んでいます。これは単なるヤマカンです。

      

大問2…歴史(近代以降)

近代以降と言っても、ここ数年は昭和が中心で、時に大正が出るくらいで、明治はほとんど出ません。問題数としては3問ほどと少ないですが、資料の読み取りや何といっても文脈に沿った内容を書かなければならないので、読解力・記述力に難がある子にとっては鬼門です。昨年は第一次世界大戦の記述の方はやや悩んだ子がいたかもしれませんが、五・一五事件の方は、指定語句が非常にわかりやすかったため、簡単に感じたことでしょう(と思ったら、五・一五事件の方が圧倒的に正答率が低かったです。毎年の授業で、五・一五事件や二・二六事件の前後の政治の変化を強調しているせいか、「受験生ならば知っていて当然」と思っていました。「きっと…だろう」という思い込みは恐ろしいですね)。平成31年は戦時中の国民生活に関して、平成30年は戦後の女性参政権と憲法に関しての記述でしたが、今年は戦後の重化学工業の発展や朝鮮戦争による特需景気あたりが出ると予想しています。

      

大問3…世界地理

世界地理では、まずは位置関係の問題が出題されます。昨年は地球儀を使った問題で、相当出来が悪かったですね。地球儀を見て東経・西経が判断できないなんてどういうことでしょうか。さすがに今年も地球儀を使った問題とはならないでしょうから、久々に時差計算が出ると踏んでいます。気候に関する問題も毎年出ています。昨年は大陸別の気候区分でしたは、その前の2年間は適切な雨温図を選ぶ問題でした。今年はまた雨温図に戻ると予想しています。あとは、資源や農作物に関する問題ですが、こればっかりは何が出るか予想がつきません。ヨーロッパを取り上げた出題がそれほど多くないので、ヨーロッパの産業は気になりますね。

     

大問4…日本地理

世界地理以上に何が出るかが見えないのが日本地理です。ここでは3つだけ予想をしておきましょう。一つ目は農業についてです。平成30年には抑制栽培、平成31年には促成栽培に関する問題が出たことから、今年は近郊農業が出ると踏んでいます。さかのぼってみると、直近で近郊農業が出たのは平成27年で、ボチボチ出てもおかしくないはずです。二つ目は、交通網の発達です。鉄道や高速道路などの交通網の発達による、産業の変化についてです。九州や東北や関東内陸の工業団地に関する問題が出ると予想します。三つ目は、調査方法や主題図に関する問題です。ここ数年、全国的にも調査方法や、その調査に必要な(あるいは必要ない)主題図についての問題は散見されます。昨年の調査方法に関する問題はあまりにも易しかったため、今年はもう少し考えさせられる問題が出ると思っています。

      

大問5…公民

公民は個人的には歴史の大問1と同じぐらい易しいと思っているのですが、得点率をみるとかなり低いですね。そもそも歴史に比べて勉強量が少ないというのが理由として考えられます。また、公民は理解して習得するべきところが多いので、その過程を飛ばして勉強を進めているとなかなか受験問題には太刀打ちできません。政治分野では憲法改正や若者の政治参加あたりが出そうな気がしています。また、昨年は地方自治の出題がなかったので、今年は出ると踏んでいます。経済分野では、経済政策(財政政策や金融政策)や市場における価格の変化は外せません。このあたりは、コロナに関連しており、時事的な要素もあるため、きっと入試問題で取り上げてくると予想しています(大問6でコロナ関連がまとめて出題されてもおかしくないと思っています)。

      

大問6…公民(現代社会の課題)

昨年は廃プラスチックの処理(これについては、直前の県模試で同じテーマを扱っており、驚きました)、平成31年は食糧問題、平成30年は社会保障に関する出題でした。さあ今年は一体何が出るでしょうか?私も皆目見当がつきません。私が考えている一つの可能性としては消費者問題というのがあります。インターネット関連の消費者問題や高齢者の消費者問題など、情報化や高齢化とのかかわりも見えてきます。問題のテーマに関わらず、大問6でカギを握るのは、資料の読み取り力、文脈把握力、解答をまとめる記述力です。個人的には何が出題されるか非常に楽しみな大問です。

     

昨年は正答率が最も低かった社会ですが、その反動で易しくなるのかにも注目です。

     

    

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