2024年3月4日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

リスタート

5月に入り、中3生以外の学年も授業が再開しました。まだ、「全面再開」とはいきませんが、久しぶりに子どもたちに会えたのはうれしいの一言です。特に、小6生は、授業の休止前よりも笑顔が多く見られ、「新しいことを学ぶこと」を楽しんでいるように見えました。

     

学校再開後のことを考えると、小学生よりも中学生のほうがより注意が必要だと考えています。3か月の休校で生徒間の学力差はがっつり開いてしまいました。やる気のある子はどんどん先に進み、やる気のない子は3か月の停止状態から立ち直ることから始めなければなりません。きっと立ち直ることができずに、引きこもってしまう子もいるでしょう。夏休みがないとなると、冬休みまでの約7か月間も授業が続くのですから、途中でギブアップする子もいるでしょう。さらに、学校の授業は、これまで以上に加速して進むことが予想されます。ただでさえ演習が少ないのに、さらに不足するでしょう。これまでの学校の授業で内容を理解できていない子が、これからの学校の授業で理解できる可能性はゼロに等しいでしょう。

      

さて、今日は中2生のこれからの勉強について書きます。4月が休講になった分、5月から一気に進んできましょう。とはいっても、4月の時点でカリキュラムが遅れているわけではありません。今年は春期講習で先の単元を扱ったこともあり、現状では昨年の中2生のペースとほぼ変わりません(数学・英語・社会は昨年と全く同じ、理科は昨年よりも1回分のみ遅れています)。したがって、もし、「休講でカリキュラムが遅れてるんじゃないの?」と思われているのであればご安心ください。その辺は緻密に考えています。

       

中2の数学は連立方程式に入りました。しばらくは基本計算が続きます。「基本計算=簡単な計算」ではありません。これから、連立方程式の利用、あるいは関数単元を乗り切るのに最低限必要な計算技能を習得していきます。加減法や代入法など、ちょいとダサい名前がついていますが、目指すところは1つですよね。覚えていますか?また、小数・分数やかっこの処理、比例式などさまざまなパターンが登場します。ここでは単純な解法だけでなく、それぞれの数値に着目するややレベルの高い解法を扱います。「基本計算を解くことができる」というのは大事ですが、生徒には「基本計算をうまく解く」というところを目指してもらいます。「小数だから10倍する」などという機械的な計算作業をするのではなく、目の前の問題に応じて使う道具を変えていくということです。これができないと計算が面倒くさくなるだけでなく、余計な計算ミスを引き起こしてしまいますよ。

     

英語は、未来の文を皮切りに「助動詞」に入りました。中2英文法の最初の山場となる単元です。助動詞の使い方を理解することはそれほど難しくありません。生徒を苦しめるのは、「それぞれの助動詞の持つ意味」と「書きかえ」です。意味については、助動詞を扱うたびに覚えていきましょう。決して数は多くありませんので、確実に覚えていってください。面倒だからといって後回しにしないように。余計面倒なことになりますよ。「書きかえ」は学校ではほとんど触れられないところです。必然的に生徒間で差がつきやすいところになります。入試に出題されるほぼすべてのパターンの書きかえを1枚のプリントにまとめたものを渡します。あとはそれを理解し、習得してもらいます。かなり重要なところですので、理解度を試す小テストをほぼ毎回行います。もともとしつこい私ですが、助動詞に関してはより一層しつこくなります(ここで習得しておくと、英語の受験勉強の負担がかなり減ります)。

     

理科は、5月中に「化合」「還元」まで扱う予定です。4月の「分解」をすっかり忘れてしまっている場合は、必ず復習をしておくこと。また、春期で扱った「元素記号」と「化学式」(プリントに載っているもの)もすらすら書ける(言える)ようにしておきましょう。バンバン使っていきますよ。

    

社会は江戸時代の最重要箇所である「政治改革」に入ります。いわゆる「三大改革」をはじめとする諸改革を扱っていきます。内容がかなり濃いですので、初めのうちは「全部覚えるぞ」とあまり意気込みすぎないようにしてください。私が「これは絶対に覚えるように」といったところは確実に覚えましょう(少しでも理解・暗記が楽になるように優先順位は示していきます)。それから少しずつ知識を足していきましょう。

      

ただでさえ中だるみの中2生とよばれますが、今年はその傾向がより強くなることは間違いありません。また、中学校の休校については、中3生への影響が心配されていますが、学習内容が大きく変わる中2生への影響も少なくありません。学校での中2生への学習指導・生活指導は苦労するでしょうね。

      

       

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