2024年2月28日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

春期講習、前半戦終了

春期講習が半分終わりました。ここまでは、どの学年も達成と課題が見える春期講習となっています。中学生の授業の進み具合、授業内容を追紹介します。

     

新中3生は本来の予定から前倒しでどんどん進んでいます。数学はこのままいけば春期講習中に平方根をすべて終えられそうです。やはり基本計算がきちんとできるか否かというのはかなり大きいですね。とりわけ、小学校で扱うレベルの四則計算が正確に、素早くできないと早い段階で限界がやってきます。通分が遅い、かけ算が遅い、約分できない、小数の計算ができないなど、小学校のやり残しや雑さを中学まで引きずってはいけないのですね。子どもは将来の勉強がどうなるかなんてわからないので、通分できなくても、四則計算ができなくても、大したことだと思わないかもしれません。しかし、私たち大人は基本計算がいかに重要か知っています。ですから、小学生のうちから算数(計算の出来)に関して甘やかしてはいけないと思うのです(いかに小学校の勉強をおろそかにしたのかどうかが明らかになるのが、中1の5月頃の四則計算が本格化する頃です)。中3生は4月の通常授業から2次方程式に入り、夏期講習前には関数まで終え、夏期講習で図形を扱う予定です。夏期講習から2次方程式を扱った昨年度よりもペースを圧倒的に上げています。新宮高校以上を目指している生徒であれば、これぐらいのペースでも付いてきてもらわなければ困ります。中3生には「ゆっくり、のんびり」なんて言葉はありません。

英語は予定通り現在完了を扱っています。残りの春期講習で経験用法を指導し、春期講習後に完了用法を扱います。受動態の前に不規則動詞をきちんと覚えておくと、文法内容に集中することができます。いちいち過去分詞形を調べながら問題にアタックすることほど面倒なことはありません(当塾では春期講習前に10回以上は不規則動詞の小テストを繰り返しています。間違えてはやり直し、忘れては覚え直します。もちろん1問のミスも認めません。何が出ても後悔してほしくないからです。おそらくどの塾も不規則動詞の小テストを課すでしょうが、当塾はしつこさが違います)。

社会は日中戦争から第二次世界大戦が終わりました。春期講習後からは戦後史に入ります。歴史に関して非常に残念なことがありました。それは、広島・長崎に原爆が投下された日付や終戦を迎えた日付を誰一人として正確に答えることができなかったことです。小学校の修学旅行で訪れたであろう長崎の原爆投下日でさえ半数以上の生徒が知らないというのは驚きを通り越して、呆れてしまいました。こればっかりは受験勉強以前の一般常識です。歴史が苦手とか、社会が嫌いという次元の話ではありません。これらは、小学校の社会科の中で最も重要なものだと思っています。

        

新中2生の数学も当初の予定よりもハイペースで進んでいます。春期講習で乗法除法までは進めそうです。ほとんどこちらが説明することもなく、授業の大半は問題演習に費やしています。60分ほどの数学授業のうち、私がホワイトボードを使って説明している時間は10分もないでしょう。次回の授業では計算練習をしつつ、中1内容で解くことができる入試問題(方程式と比例反比例)に挑戦してもらいます。計算は入試問題を解くための最低限の武器であり、何よりも思考・論理を鍛えることが重要だということを実感してもらいます。自力で問題解決できるのか、できないとしてもどこまで考えることができるのかを見てみようと思います。

英語はすべての生徒がなかなか大変そうです。とりわけ、春期講習から参加の生徒に関しては、「中1の勉強でサボったな」というのが正直なところです。単語力と文法力の補修とそこからの上乗せが求められます。自分では「大丈夫」だと思っていても、受験に何が必要で、何が求められるのかを知っている人間から見ると、全く足りていないということはよくあるのです。休校にならなければ、学校では3月に一般動詞の過去形をがっつり指導する予定であったのでしょう。それが約3週間の授業がなくなってしまいました。指導できていないものは当然中2の4月に移動することになります。ただでさえ新中2生は新学習指導要領に伴って習得すべきことが多いのに、さらにそこへ3週間分の内容が乗っかってきます。今のうちに少しでも不規則動詞の暗記をしていきましょう。面倒くさいことは余裕のあるうちにやっておくのが、勉強を優位に進めるポイントです。後回しにすればするほど事態は悪化していくのですよ。

国語は「日本」vs「西洋」の入試問題を扱いました。対比構造を明示した後に問題を解いてもらうと、大半の生徒が全問正解できていました。あとはそれを自分でどこまでできるかです。そのためには文章のパターンを知り、まだまだ語彙を増やしていかなければなりませんね。

       

新中1の数学は正負の数の超基本を習得しています。3年間の土台となるところなので、慎重すぎるぐらい慎重に進んでいます。きっと「数学って簡単じゃん」と思っているでしょうが、気を抜けば一気に落ちていきます。春の段階では余裕を見せていた新中1生であっても、夏期講習に悲惨な成績を取って訪ねてくることがあります。1年後には下位層に定着してしまっている子もいます。気を抜き、手を抜くと落ちるのはあっという間です。はじめから積み上げていけばそんな状況になっていなかったでしょう。ですから、新中1生の指導は慎重に、着実に行っていきます。

英語はひたすらI amとYou areのみを扱っています。春期講習の間はそれを続ける予定ですが、今週2回分は単語の習得も求めていきます。1つでも多くの単語を習得する。英語の音と発音の関係を理解する。余裕があれば発音記号の話もしたいですね。この地域は英語力が弱いというのが悪い伝統になっています。これに関しては少し前のブログにも書いたはずです。指導する時間の有無、指導する人間の力量、中学生の英語に対する意識、英語学習の環境など原因はさまざまでしょうが、県内の中学生と比べて英語力が無い中学生がこの地域に多くいるというのが現実です。その現実から目を背けることなく、目の前の生徒の英語力を徹底的に伸ばしていきますよ。

中1の国語でも、実際の入試問題を扱いました。1日目に構造分析しながら読み、内容や論理を十分に理解したうえで宿題として問題を解いてきてもらいました。すると、記述問題で一部内容が不足しているところがあったものの、それ以外は正解することができていました。つまり、文章の内容やしくみが分かりさえすれば、入試問題を解くことができるということです。この「文章の内容を正しくつかむ」というのが、これから中学3年間の間に習得しなければならないことなのです(厳密には1年もすれば方法論はある程度習得できます。そこからはさまざまな文章や問題パターンに触れて、引き出しを増やす作業です)。春期講習後半は、前半よりもやや難しい文章を扱います。これで「春期講習を受ける前よりも内容を理解できるようになった」と感じてくれればこっちのもんです。きちんと積み上げれば国語での大きな失敗はなくなるでしょう。

        

小学生の講習の様子は近いうちにご紹介します。

また、春期講習に入ってから入塾のお問い合わせをいただくことが増えています。すでに授業内容は進んでいますので、できるだけお早めに、ぜひ4月からの入塾をご検討ください。もし勉強に不安があれば少しでも早くお預けいただくのがよろしいかと思います。

        

      

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