2024年6月20日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

鈍感であるべからず

青凜館では、春期講習生を募集しております。

春期講習のページには、日程・内容・金額などの詳細を載せていますので、ぜひご覧ください。

春期講習 特設ページ

         

私立入試が終わってから、昨年の公立高校入試分析の記事の閲覧数が増えています。正直言うと、あの記事を見たところで点数が伸びるとは考えられませんが、それだけ公立高校合格への思いが強いということでしょう。先日も書きましたが、残り30日余りで5教科すべての単元を勉強することはできません。そんな時間はもう残されていません。ここからは残り時間を計算し、優先順位をつけて点数をもぎ取っていく勉強、いわば「戦略的な勉強」をしていくことになります。これから公立入試までどれぐらい勉強できるでしょうか。平日だと4~5時間、休みの日には10時間は余裕で勉強できます。そう考えると、これから受験まで、200時間以上の勉強時間が残されているわけです。200時間あれば理科や社会は一通り勉強することができますし、数学や英語は範囲を絞ればまだ点数を搾り取ることができます。あとは、それだけの時間と向き合う覚悟があるかどうかです。志望校合格に向けて、腹をくくれるかどうかです。

      

話は変わりますが、身の周りに対する感覚の良し悪しと学力には関係性があると思っています。敏感に周囲の反応や変化を感じ取ることができる子は、テストや授業でも感覚の鋭さを発揮することができます。そうでない子は、大事なポイントを逃し続けることになります。生徒の勉強のようすや点数を見ずとも、ある程度の学力レベルや伸びしろ、勉強を習得する速度の予想がつきます。

      

鈍感さとは、たとえば、さきほどまでつけていたマスクを平然と机の上に置く、はなをかんだティッシュを平然と机の上に置く、トイレットペーパーをだらんと垂らしたまま放置する、トイレットペーパーがなくなったのに芯をそのまま放置する、机の上に消しゴムのかすが残っている、いすをつくえに入れないで帰る、消えにくい消しゴムを使っている、カーペットを敷いた教室内に靴のまま入って来ようとする、使った教材をもとの場所にもどさない、話すときの声が小さくて聞こえない、などが挙げられます。

       

国語の読解で、「10字以内」の抜き出し問題で、ひたすら「10字ピッタリ」で探そうとする子がいます。英語の並び替えで「1語不要」の文言に気づかない子がいます。「何かおかしいな」と思ったときに設問に戻ることなく、むりやり強行突破しようとするのです(もちろんそもそもの知識が無い子は、自分の答えがおかしいことに気づきません)。

     

鈍感さが顔を見せたとき、それを見過ごしてはいけません。必ず口に出すことです。一度でも、自分の鈍感さに気づけば、次からは注意しようという気持ちが生まれます。「つけていたマスクをみんなが使う机の上に置いてはいけない」と言っておけば、少なくとも塾内では同じことをする可能性が減ります。特に男子生徒は、「内」と「外」の使い分けが苦手です。「内」にいるときと同じ振る舞いを「外」でもすることが多々あります。家の中でどこにマスクを置こうが自由です。もちろん「こんなところに置くんじゃない」と言われることもあるでしょうが、「内」だから許されているという部分もあるでしょう。しかし、その振る舞いを「外」に持ちだしてはいけません。すべての人間が子どもの振る舞いに対して大らかでいるのかというと、決してそうではありません。相手が中学生であれば、「中学生にもなってそんなことにも気づかないのか」と思われることになるでしょう。みんなが使う共有の机の上にマスクを置くということは、「内」と「外」の境界があいまいとなっているからです。「内」から一歩でも「外」に出れば、自分の振る舞いや周りの人に対して敏感にならなければなりません。「内での自分」と「外での自分」の切り替え、それが大人になるまでに身につけなければならないことでしょう。

      

      

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