2024年3月5日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

退塾、転塾、塾探し

先日、ある保護者の方が退塾の手続きに来られました。当塾をやめて、友達が通っている大手塾に転塾したいと本人が希望しているとのことでした。そんなとき私は決して転塾を止めません。この生徒の性格や実力などを考慮すれば、転塾後には成績が下がるのは明らかですが、止めません。止めるどころか、お母さまと一緒に近隣の塾のホームページや資料を見て、授業形態や費用をわかる範囲で説明しました。「性格的にはここが合うかもしれない」、「ここは費用対効果が高くない」などアドバイスするのも、転塾を決めた以上はそれが少しでもうまくいってほしいと思っているからです。「塾を変えれば成績が下がると分かっているのであれば、説得して止めればいいじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、当塾は「入塾は子ども自身が決める」という方針でやっているので、子ども自身に塾を続ける意思がないのであれば引き止めることはありません。「退塾します」といわれれば、「そうですか。残念ですが分かりました」で終わりです。

      

ありがたかったのは、お母さまの「私はこの塾に通い続けてほしかった」という言葉です。決して成績が上がらないから退塾するのではありません。入塾前は下位争いをしていましたが、入塾後にはクラスでトップの点数を取ることもあったようです。塾の役割は成績を上げることです。これまでできなかったものをできるようにすることです。その役割は、完璧とまではいかなくても果たせたと自信をもって言えます。塾に通わなければ、「自分もやればできるじゃん」なんて思わなかったでしょう。そのことをお母さまにはご理解いただいていたようで、本当にうれしく思います。

       

なぜかこの1ヶ月ほど、「この塾にお願いしたいんです」「この塾にしてよかった」と言われることが続いています。それは生徒の成績を上げてやろうとか、この子のダメなところを直してやろうと本気で考えている塾が少ないことの裏返しなのかもしれません。うちのような吹けば飛んでいくような小さな塾は、生徒の成績を上げられなくなったら終わりです。うちが他塾と唯一勝負できるところは、「ここに通えば成績が上がる」ということ以外ありません。そのためにこれからもやるべきことはやってもらいますし、ダメなものはダメと言っていきます。

      

     

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