2024年2月28日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

夏期講習のポイント(小学生)

夏期講習のポイントの最後は小学生です。日程・時間・費用などは「2019年夏期講習」をご確認ください。小学生は国語と算数の2科目の指導をします。通常授業よりもやや授業時間が長いので、その時間を使って、国語であれば簡単な作文に、算数は思考力系の問題に取り組む予定です。また、授業開始前には、夏休みの宿題をやる時間を設けています(もちろん追加の費用はいただきません)。家だとなかなか進まない子や、早く夏休みの宿題を終わらせて思いっきり夏休みを謳歌したい子は奮ってご参加ください。

     

夏期講習の国語も5年生、6年生が同じ内容を学習します。当塾の小学生クラスでは2学年ともに同じテキストを使っています。5年生・6年生の2年間で1冊のテキストを仕上げていくからです。今年度からの開講ですので、5年生も6年生も基本問題から取り組んでいます(来年度の6年生は5年生のときに基本的な読解のやり方を身につけているという前提で進みますので、今年度の6年生に比べてやや発展的な学習をしていく予定です。国語力に不安を抱えている方は、6年生からではなく5年生からの受講をおすすめしています)。「同じ内容であれば、6年生にとっては簡単すぎるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、とんでもないです。基本問題であっても苦戦しているのが現状です。何となくで正解できてしまうテキストではなく、きちんとした読み取りが欠かせないものを使用していますので、面白いように国語力の無さが露呈しています。基本問題といっても、教えることやそこから学ぶべきことはいくらでもあるのです。夏期講習でも、1つの読解問題を2回に分けて取り組みます。1日目は文章を読むことを中心に、2日目は問題を解くことを中心に行います。国語は感覚的な科目だと思われる方も多いですが、読むにも解くにもきちんとしたやり方があります。それらを2回に分けることでじっくり指導します。夏期講習の授業では説明的文章1題と文学的文章(小説)3題に取り組みます。まずは説明的文章の読解で対比、指示語、接続語などの基本的な論理のしくみを示します。国語の文章では書かれてあることだけがすべてです。そこに一切の主観を入れることなく客観的に読み解いていくためには、文章の中に転がっている論理を拾っていかなければなりません。論理を丁寧に拾っていけば問題の正解は自ずと見えてきます。反対に論理構造をつかむことができなければ、的外れな答えにたどり着いたり、誤った解釈をしたり、あるいは自分の主観的な意見を紛れ込ませたりしてしまいます。国語の文章読解で大事なテーマである、「論理構造をつかむとは何か」というものを夏期講習の最初に説明的文章を扱うことで知ってもらいます。次からは3題の小説読解を行います。小説読解の難しさは「小説のツボを知る」でも書いた通りです。説明的文章は因果関係がきっちり書かれますが、小説では明確には書かれないので、そこが読者を物語の世界に引き入れる反面、読解においては間違いの原因となるのです。同じ「叫ぶ」という行動であっても、そのときの感情は嬉しい、悔しい、怒りなど様々です。ここでやってはいけないのは「自分だったらどんなときに叫ぶかな?」と自分に当てはめて考えることです。読解の中でも、小説の読解には高い客観性が要求されます。「自分だったら…」ではなく、文章の登場人物の状況・行動を俯瞰で分析することが必要なのです。俯瞰で分析すると書くと一見難しいような気がするかもしれませんが、安心してください。なぜなら答えはすべて文章の中にあるからです。文章の中に答えを導く決定的根拠があるのです。国語はある種の「根拠拾いゲーム」です。なにげなく読んでいると見つけにくい根拠を懸命に拾い集めていくと、1つの答えに到達するようになっている、そんなゲームなのです。やればできるのですから、やる前から諦めてしまうなんてもったいないじゃないですか。

      

5年生の算数は図形の角と整数の単元を扱います。図形の角は、三角形や四角形など多角形の角について学習します。内角の和を作図で導いたり、計算をしてある角を求めたりします。3けた(ときには4けた)のたし算・ひき算を使いますので、地味に計算のトレーニングにもなります。図形問題では、1つの図形をさまざまな見方でとらえていくことが欠かせません。見方の引き出しが多ければ多いほど、行き詰ったときに思考の助けとなるからです。当然、夏期講習でも「こんなやり方もあるよね」というものを複数示していきます。「小学生だからここまで」という制限を設けることなく、余裕があれば貪欲に知識・技能を増やしていけばいいと思っています。中盤以降は整数に関する学習をします。具体的には「偶数と奇数」「公倍数」を扱います。特に公倍数はこのあとに学習する分数と密接に関係するところですので、曖昧な理解では困ります。通分や約分が苦手になるのは、その前に学習する公倍数や公約数の理解や演習量が不十分であることが大きな原因です。夏期講習では3日間(もしくは4日間)かけて公倍数の練習をします。簡単な問題の繰り返しばかりではなく、やや難しい問題にもチャレンジしてもらいます。

     

6年生の算数は拡大図・縮図と速さを扱います。拡大図・縮図は、その名の通り定規・コンパス・分度器を使って図形を描くことがメインです。拡大図・縮図を描くこと自体はそれほど難しくありません。ここで大事なのは、「いかに最少の手数で図形を完成させるか」ということです。コンパスや分度器を使う回数をできるだけ減らして、最短距離で描き上げることにこだわります。これはそのまま、中1で学習する作図でも生きてくるでしょう。中盤以上は速さを学習します。小学校のときに速さを理解せず、苦手意識を持っていると、これから中学校や高校で「速さ」「秒速」「km/h」などが出てきた瞬間に考えることをシャットアウトしてしまいかねません。速さがいったい何なのかを理解していれば難しくないのに、解く前に「どうせ解けないや」と諦めるのはいかがなものでしょう。そうならないためにも、最初に学習するときに「速さって簡単じゃん」と思えるようにしておくこと(そう思えるまで練習すること)が大事です(結局は速さというものが「単位量あたりの大きさ」であるということを理解しているかどうかが大きいです。5年生のときに学習した「単位量あたりの大きさ」は、小学校で学習するものの中でトップクラスに重要なものです。6年生の算数でも毎回のように、「これは単位量あたりの大きさだね」「この問題は1Lあたりの重さを求めたらいいんだね」などと説明しています。「単位量あたりの大きさ」だと分かってしまえば、計算のしかたで迷うことはありません。新しい学習指導要領では、これまで6年生で学習していた速さを、5年生の「単位量あたりの大きさ」のあとに学習するようになります。そもそもの考え方が同じだから、わざわざ学年を隔てて学習しなくてもいいのです)。

    

当塾の小学生クラスでは、英語の歌を歌ったり、ゲームをしたり、科学実験をしたりすることはありません。文章を論理的に読み解き、計算力・数的思考力を鍛えるなど、ひたすら学力を上げるための授業を行っています。小学校の勉強を習得するのはもちろんですが、中学校に入ってから困らないようにすることが指導の根底にあります。このような方針ですので、勉強に対する意欲のない生徒(宿題をしない、宿題のやり方が適当すぎる、言ったことを守らない、そもそも塾なんて行きたくないし学力なんてどうでもいいなど)は当塾には全く合いません。私から叱られるだけです。勉強したくない子を無理やり塾に通わせる場合は他塾を選ばれるほうがよいでしょう。そうすれば子どもはまだマシな塾ライフを送ることができるはずですし、ひょっとしたらその方が勉強の楽しさを見出せるかもしれません。しかしながら、もし保護者の方もお子様も「勉強ができるようになりたい」と思っているのであれば、当塾はこの上ない指導と環境を提供できると自負しています。当塾の指導、夏期講習にご興味があればお気軽にお問い合わせください(授業の体験も可能です)。

     

     

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