2024年2月27日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

小さい袋にはちょっとしか入らない

コンビニで商品を買ったとき、店員さんは商品のサイズや量を見て、適切な袋の大きさを選んで袋詰めをしてくれます。ところがまれに、商品のサイズとぴったりの袋を選んでしまい、袋と商品のすき間がなく取り出しにくかったり、袋が破けてしまったりすることがあります(以前、新人の店員さんが、コンビニ弁当を雑誌を入れるかのように袋に縦に入れて渡してきたときにはびっくりしました。かなりテンパっていたのでしょう)。余裕のあるサイズに入れてくれればいいのにと思ったことがある人は多いのではないでしょうか。大は小を兼ねるではないですが、袋の容積が大きい分にはそれほど大きな問題はありません。しかし、容積が小さい場合には、商品が収まりきらなかったり、変形してしまったり、破損してしまったりする可能性が高まります。

       

勉強においても、学習内容を受け止めるだけの十分な容積を持っておくことが重要です。たとえば、中1の一般動詞を学習したときに、徹底的に肯定文・否定文・疑問文をつくる練習を積んでおきます。そうすると、次に三単現のsや過去形、疑問詞を用いる疑問文などが出てきたときに、「やる作業は最初にやったことと一緒だ」と簡単に受け入れることができるようになります。反対に、最初に演習量が不足し、何となくで済ませてしまうと、発展内容を受け止めるだけの受け皿を形成することができません。理解を詰め込む袋の容積が小さいままだと、一般動詞、三単現のs、過去形、疑問詞を使う疑問文などを小分けで袋詰めしなければなりません。それはすなわち、本来であればこれらはすべてつながった一連の知識であるべきものにもかかわらず、別々の単元のものと認識してしまい、習得するときに何倍もの労力、時間がかかってしまうことになります。数学で、中3の2次方程式や中2の連立方程式が、中1の1次方程式の延長線上にあることも同じです。1次方程式で解答の手順(記述のしかた)を身につけておけば、それはそのまま中2・中3の方程式の単元で使うことができます。何も考えずに、ただ文言を覚えたり、手順をすっ飛ばしたりしているうちは、やるべきことや覚えるべきことが増えていくだけです。簡単だと思われがちな基本のところを疎かにせずに、深い内容を受け止めるのに十分な懐の広さをつくっていくことが大切であり、その余裕が柔軟な思考を生みだすことを可能にするのです。

      

今年度から小学生クラスを設置しましたが、小学生クラスではテキストの内容をただ説明して、テキストの内容をただ理解させるつもりはありません。テキストに載っていないことも、小学生の勉強を越えてしまうことも必要であれば説明します。小学生クラスには「ここまで」という上限を設けるつもりはありません。とことん深い知識と思考を持ってもらいます。今日の小5クラスでは、「108÷12」という計算について、3通りのやり方(考え方)を紹介しました。1つは学校で習うような筆算をするというものですが、あとの2つは学校の授業では決して習わないものです。決して習いませんが、算数・数学が得意な子が自然とやっていることです(それを知れるのは当塾生だけなので、ここでは書けません)。一つのやり方しかできなかったり、一つのやり方だけにこだわってしまうと、可能性を狭めてしまうかもしれません。選択肢を複数持っておくことで、多角的に問題を見ることができ、最適なやり方でアタックすることが可能となるのです。中学生クラス以上に、小学生クラスでは、さまざまな答えの導き方を示していきます。それらをすべて完全に理解することは求めていません。「そんな求め方もあるんだ!」「これでも答えが出るんだ!」という気づき、きっかけを与えていくつもりです(もちろん教科に載っているものは最低限習得してもらいます)。中学でより深い理解や思考が求められたときに、小学生でさまざまな解法に触れたことが受け皿となって活きてくるのです。とことん思考・理解の容積を広げていきましょう。

        

小5クラスも小6クラスも生徒募集中です。ご興味があれば早い段階から是非!

      

      

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