2024年6月21日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

「字」について

この春期講習中、子どもたちにはさまざまな注意をしてきました。挨拶について、片付けについて、返事について、授業の受け方について、問題の解き方について、小テストについて、宿題について…。勉強以外のことについてもあれやこれやと注意をしていると、ここは学習塾ではなくて、マナー教室ではないかと思うときもあります。そんな中、最も注意する回数が多かったのが「字」についてです。簡単に言うと、「字が汚い」ということです(主に男子です)。

      

字をきれいに書きなさいとは言いませんが、最低でも、相手がストレスなく読める字を書くべきです。日本語ももちろんですが、数字や英語も雑に書いています(保護者の方も子どもの宿題や小テストの字を見てスラスラ読むことができるかチェックしてみてください)。雑な字を書くと、相手が読むのに苦労をするということもありますが、数学では数字やプラスマイナスの符号を雑に書くことでの計算ミスが起きやすくなります。雑すぎて自分でもどんな計算をしているかが分かっていない子さえいます。英語は大文字と小文字の区別がついていない子や、oかaかuか分からない文字を書いている子、ピリオドとコンマの区別がない子などさまざまなタイプがいます。中2、中3生は英語を雑に書くことにある程度慣れてしまっているので、これから意識して書いていかなければなりません。一度身についてしまった癖はそう簡単には治らないものです(だからはじめが重要なのです)。これまで誰かに注意されなかったのかと不思議に思うくらいです。もしかすると、これまで注意されたことがあっても、その注意をまともに聞いていなかったのかもしれません。繰り返しですが、決して美しい字など求めていません。美しい字を書くのは別のところでやってください。ただし、こちらが読み込まなくても読める字を書いてください。字が雑だという自覚がある子は、意識して丁寧に書いてください。だれしも急いで字を書くと文字の質は落ちますが、それでも第三者が判別ができるぐらいの字は書けるようにする方がよいでしょう。意識的に丁寧に書いてください。

       

字を書くことについて気になる点がもう一つあります。それは、利き手でないほうの手でノートや紙を押さえずに書いている場面がたびたび見られることです。右利きの人の場合、右手でペンを持ち、左手で紙を押さえます。両手をハの字にして机の上に置くのが基本的な戦闘姿勢です。言わずもがなですが、手で押さえなければ紙は動きますし、書くスピードも遅くなります。デメリットしかありません。にもかかわらず、右手だけを机の上に置き、左手を足の上に置いたり、下にぶら下げていたりしては、それはもう「私は戦う意欲がありませんよ」と言っているようなものです。一番最初の授業でも言いましたが、当塾の授業中に、「ペンを放して、手をひざの上に置いて話を聞きなさい」などということは絶対に言いません。塾では常にペン(鉛筆)を持ちながら話を聞くのが基本姿勢です。こちらが「前を向いて」と言ったとしても、ペンを持ったまま話を聞きます。理由は簡単で、ペンを持っていないとメモを取れないですし、ペンを持ったり置いたりという時間がもったいないからです。それに大人になれば、自分が何か学ぼうとするときにメモを取ろうとするのは当たり前です。大事な情報を逃したり忘れたりするような人とは一緒に仕事をしたいと思わないでしょう。ですから、授業中には右手は常にペンを握り、左手は常に机の上に置いておく、これを子どもたちには早く身につけてほしいと思います。ご家庭でも、文字や手の位置を注意して見てあげてください。

     

     

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