2024年6月20日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

勉強の楽しさ?

「うちの子に勉強の楽しさを教えてあげてほしいんです」

 

学習塾で働いていると、このようなお願いをされることがあります。これまでに幾度となくこの言葉を聞いてきました。たいていは部活動に染まりきっていたり、概ね平均点を下回っていたり、家でゲームばかりしていたりする子どもの親御さんからのお願いです。私はそれに対して、「分かりました、お母さま。お子さまに楽しい授業を提供して、勉強が楽しいと思っていただけるようにしますね。」などということは間違っても言うことができません。そもそも楽しいから勉強するのでしょうか?毎日コツコツ勉強している子は、目の前の勉強を心から楽しんでやっているのでしょうか?もしそうだと思われているのであれば、それは大きな間違いです。確かに、子どもたちの中には楽しいから勉強している子もいるでしょう。でもそんな子はごく一部です。たいていの子は「勉強しなければいけない」から勉強しているのです。勉強しなければテストでいい点が取れませんし、勉強しなければ親に怒られますし、勉強しなければ受験に失敗するから勉強するのです。決して楽しいから勉強しているのではありません。

 

「うちの子に勉強の楽しさを教えてくれれば、きっと勉強を頑張ってくれるだろう」というのはとてつもなく短絡的です。子どもよく言う、「学校の先生の授業が面白くないから、分からない」という言葉は、結局、授業のつまらなさを言い訳にして勉強から逃げようとしているに過ぎません。「勉強したくない」という結果が先にあって、「学校の先生の授業が面白くない」というのは後付けである場合がほとんどです。「あの先生の授業分かりにくいってみんな言っています」と言えば、それは自分を含めた大多数の意見であることを盾にして、自分の不勉強をごまかしているにすぎません。そもそも「みんな」とは具体的に誰を指しているか分かりませんし、子どもたちの中にはその授業から多くのことを吸収しようとしている子もいるはずです。百歩譲って、その先生の授業が分かりにくかったとしても、勉強しない理由にはなりません。

 

学習塾の中には「子どもたちに勉強の楽しさを教えます」と謳っている塾もあります。そういう塾もあっていいでしょう。ぜひとも子どもたちに勉強の楽しさを教えてあげてください。しかし、青凜館は勉強の楽しさを教えることができません。勉強の楽しさを教える方法を知らないからです。その代わりといっては何ですが、「勉強できるようになった」とか「なるほど、こう考えればいいんだな」と思わせることはできます。成績を上げることが青凜館の強みです。成績が上がることで、「勉強が楽しい」と思うまではいかなくても、勉強に対する抵抗感が薄れるかもしれません。成績を伸ばすことが子どもたちの自信になるのは間違いありません。楽しい授業を提供しても成績が上がらないような塾は、学習塾を名乗る資格はありません。親御さんからお金を頂く以上、それに見合う実力を生徒につけさせるのが学習塾なのです。

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