本日からは、何度かに分けて、青凜館の指導の特長について説明していきます。
まずは青凜館がなぜ「公立高校受験に特化」しているかです。
公立高校受験に特化しているからといって、公立と私立に優劣をつけるつもりはありません。公立には公立の良さがあり、私立には私立にしか提供できないものがあります。
ではなぜ「公立受験」にこだわるのか。
公立高校受験には、5教科の教科書をベースとした万遍のない知識が必要です。もちろん万遍のない知識は、私立高校受験にも欠かせません。そういう意味では、「公立高校受験専門」とせずに、「高校受験専門」とすればよいじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、それをすることはありません。理由は三点あります。
まず、青凜館が小さな塾であるがゆえに、様々な受験に対応することができないからです。公立高校受験と私立受験、高専受験など、まったく同様の指導ができるわけではありません。入試の時期も違いますし、出題の傾向も違う。特に、私立高校の出題傾向は学校ごとに全く違うため、それらすべてに対し対策を練るとなると、私自身の頭が追い付きません。小さい塾であるがゆえに、指導の対象を狭めざるを得ないのです。
二点目に、世の中に「公立高校合格」を目指している人が多いのにもかかわらず、「公立受験専門塾」はほとんど存在しないからです。絶対に公立高校に行きたいという子であっても、そのニーズに大きく応えることができないのが現状です。当然、塾も利益を上げなければやっていけませんし、少子化もあって、とにかく様々なニーズの生徒を広く集めることが求められるのでしょう。
よくお菓子のパッケージなどに、「さらにおいしくなりました」という文言が書かれています。その言葉が書かれていたとしても、おいしくなったと感じる人は一握りなのではないでしょうか。しかし、開発担当者の方がこのように仰っていました。
「100人中1人、1000人中1人がおいしいと思ってくれたら、開発の価値がある」
どうしても100人のうちの99人に注意が向きがちになります。でもこの方は、たった1人のほうに目を向けているのです。
青凜館もたった1人に目を向けることができる塾でありたいと思います。「絶対に公立高校に行きたい」という子に、きちんと居場所をつくってあげたいのです。
最後の理由は、私自身が公立高校受験指導に自信を持っているからです。東進ハイスクールの林修先生が「自分が勝てるところで勝負する」というようなことをおっしゃっていたのですが、まさに言い得て妙です。そもそも勉強とは、自分の得手・不得手を知るためにするといっても過言ではありません。もし、正しい方法で努力をしてもできないのであれば、それは自分にとって不得手だということです。ではこのときの努力は無駄になるでしょうか。自分にとって不得手なものが何であるかを知ることができたわけですから、決して無駄にはなりません。多くの子が、やりもせず、「自分には向いてない」と判断してしまう現状を鑑みると、無駄どころか、よっぽど貴重なことなのです。だから子どもたちには、自分が他人と勝負できることを知るために、必死に勉強してほしいと思います。
ただ、小中学校で学ぶことはできて当然です。できないのであればそれは単なる努力不足です。不得手が生まれるとしたら、もっと先の話です。中学校の勉強ができないのを、「才能」に転嫁してはいけません。壁にぶち当たったときに、原因が「才能」にあることはほどんどありません。(最悪なのは、親が「うちの子はバカだから…」とか「うちの子には無理だから…」と可能性を見限ってしまうことです)
2月16日(金)より生徒募集開始です。
本気で成績を上げたい、周りを見返したい、今通っている塾では集中できない、そろそろ勉強しないとやばいと思い始めた、知識の雨に打たれたいなど、勉強場所を探す理由は様々あるでしょう。
ぜひ、青凜館をご検討ください。