2024年6月21日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

ドラマを途中から見る

コロナの休校でストップしていた塾生募集を再開しております。6月から入塾される方には、少しでも授業にスムーズに入れるよう、2回ほど補習にお越しいただきます。6月の指導単元はこちら(⇒6月授業予定)にのせています。入塾をお考えの方はお問い合わせください。

      

みなさん、テレビドラマを途中から見た経験はありますか。ここでの途中とは、「数話分の放送を逃して、途中の話から見る」ということとします。ちなみに私は結構な頻度であります。最近では、昨年話題となった「あなたの番です」でしょうか。じわじわ話題になって見ようと思ったころには、5話ほどの放送が終わっていました。私はそこから見始めましたが、中には次のような人もいたでしょう。

「話が進んで、登場人物が多くて、もうわけ分かんないから見るのやめよう」

このように思う人の気持ちは十分わかります。途中から見始めると、まずは人物名や人物関係、人物のバックボーンなど、これまでのあらすじを理解しなければなりません。それゆえ、途中からドラマを見ると、「?」がつく場面が多くなります。でも、こんなものは当たり前です。はじめから見ていないのですから。途中からドラマを見ると、「意味わからない。なんでそうなったの?」という場面が多いのは当然です。むしろ、途中から見る人がすぐに理解できるあらすじや展開や人物関係のドラマはつまらないことこの上ないでしょう。つまり、何かのタイミングを逃し、途中から始めると、はじめに面倒くささが襲いかかるのは避けようがないのです。

      

これは勉強にも言えます。これまでまともに勉強しておらず、そろそろ塾に通おうかなと考えたとしましょう。いざ塾の授業を受けてみると、授業速度も授業内容も付いていくことができません。ドラマを途中から見たときに「?」が続出するのと似ています。すると「この塾は難しいことをやっている。どんどん進んでいく。意味わかんない。」と感じるでしょう。本当にそうでしょうか?これまでまともに勉強してこなかった子が、塾の授業とのギャップを感じるのは当たり前です。これまでまともに勉強してこなかった子が完璧に理解できるペース、あるいはレベルで授業しているのであれば、そのほうが問題があるのではないでしょうか。うちの塾生が、全くまともに勉強してこなかった子と同じ理解度、同じレベル、同じ思考力なわけないじゃないですか。受験から逆算して、着実に学力を積み上げることができるよう、計画性をもって指導しているのです。まともに勉強してこなかった子が、何の問題もなく授業を聞き、理解し、問題を解くことができる授業でどこまで学力が上がるのか、受験に通用するのかには疑問しか感じません。

      

授業では、1回目の説明は丁寧すぎるほど丁寧に行います。語句の説明、解法の説明、背景知識の説明などを行い、学校の授業に余裕をもって臨める(学校の授業を俯瞰で見ることができる)ようにしています。しかし、受験対策のタイミングなどで2回目、3回目の説明をするときには、1回目ほど網羅的に行うことはありません。説明にかける時間が短くなり、説明のスピードも速くなります。1度授業で扱い、学校でも授業を受け、定期考査でも勉強したのですから当然です。1回目ほど丁寧に指導していたのでは、いくら時間があっても足りません。途中入塾では「途中から始めることの面倒くささ」を受け入れざるを得ないのです。

       

よく、「何年生から入塾したほうがいいですか?」という質問を受けますが、私の答えはいつも同じです。「小学生から徐々に塾に慣れていき、知識・技能・思考力を鍛えていくのが理想だが、それが難しいようであれば中1の春期講習」です。これを逃すと、取り戻すのが面倒になります。たとえば、中1の数学では夏期講習から方程式に入る予定ですが、その前に文字式の知識がないとほぼほぼ混乱します。方程式の理解と並行して文字式の埋め合わせをしていくため、どうしても手間がかかってしまいます。現実的に、中1の知識がスカスカの子が、中2・中3で上に上がっていくのは困難です。学力は過去の蓄積の上に成り立つからです。ゆえに過去にサボってしまった子はどこかのタイミングで、腰を据えて、相当な時間を割いて取りこぼしを回復しなければなりません。そう考えると、やはり入塾のタイミング逃さずに段階的に学力を積み上げていくのが理想ですね。

      

      

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