3月31日現在、福岡県内で計46名のコロナウイルス感染者がこれまでに確認されています。糟屋郡でも感染者が出たことを考えても、潜在的な感染者が私たちの身のまわりにいると思って行動するべきでしょうし、身のまわりでいつ発症者が出てもおかしくありません。これを書いている私自身が感染者となることも考えられます。現在、さまざまな職種・行事等で休業・自粛が続いております。そんな中、保護者の皆様のご理解もあり授業を続けることができております。しかしながら、これから状況が悪化し、再び休校となることも十分考えられます。短期間の営業自粛であれば振り替えや動画授業等で対応できるでしょうが、長期の自粛となるとすぐに休校対応ができないというのが正直なところです(ここにはもちろん学習の進度だけでなく、経営的な理由もございます)。
うちのような零細塾で感染が広まったとなると、それは即廃業へとつながることでしょう。これまで教室内のアルコール消毒、換気、手洗いなどできることは行ってきておりますが、専門家ではありませんので決して完璧なものではありません。それでも、私が今持てるもの、できるものは行っております。
このような状況ですので、今年の春期講習は、お預けいただいているお子様の健康をいかに守るかということに気持ちがかなり傾いています。学習指導には手を抜いているつもりはありませんが、どこかで疎かになっているかもしれません。本来であれば見れているところ、見抜けるところが今の私には見えていないかもしれません。子どもを見る目や塾の環境を見る目が少ないというのが個人塾のデメリットです。1人よりも2人で子どもを見る方が視野が広がります。2人よりも3人で運営するほうが多角的な見方や判断ができるでしょう。しかし、ここにいる大人は私一人です。塾内のすべての問題の責任は私にあります。私だけが学習指導をするというのが青凜館の最大の強みであり、最大の弱みでもあるのです。
4月から学校は再開する予定のようですが、こればっかりはどう転がるかはわかりません。政府の方針やこの地域の状況次第では、再休校もあり得ます。このまま収束してくれることを願いつつも、現実的にそれは難しく、再び休校になる可能性もかなり高いでしょう。
加藤茶さんが私の気持ちを代弁してくださいましたので、その言葉を拝借させていただき、ブログの締めといたします。
コロナが憎い
ちなみに、例年1つだけしか作成しない通年カリキュラムが、念には念を入れた結果、今年は3つもあります。カリキュラム①は休校することなく進む通常のもの。カリキュラム②は1か月程度の休校があった場合のもの。カリキュラム③は数か月の休校となった場合のものです。カリキュラム①で進めることができるよう、自分にできることを確実にやっていくのみです。