3月22日(日)まで春期講習生を募集しております。詳しくは「2020年度春期講習」をご覧ください。
下記の時間であれば、対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。下記の時間外で、こちらが対応できない場合は、留守電にご用件を残されてください。改めてこちらからお電話させていただきます。
3月21日(土) 13:30~17:00
3月22日(日) 13:00~17:00
入試が終わった今、私が最も力を入れているのが小学英語です。テキストとにらめっこしながら、年間カリキュラム、細かな授業内容、宿題の出し方、小テスト作成などなど考えています。うちの塾生にはとことん英語を得意教科にしてもらうための作戦を練っているのです。私の頭のなかには、「小学生だからこれくらいでいいか」なんて考えは毛頭ありません。英語という言語を、基礎の基礎から徹底的に鍛えていくつもりです。そのベースとなるのは、文法力+単語力です。中学生であってもグダグダな子が多い文法を、小学生のうちにある程度固めてしまいます。be動詞と一般動詞の使い分けはもちろんのこと、単数・複数の使い分け、3単元のs、過去形、助動詞まで指導する予定です。構造を理解し、納得して英文が書けるという状態で中学校に上がってもらいます。それと同時に英単語量を増やしてきます。知識を吸収しやすい小学生のうちに、少しでも単語量を増やして、中学進学時のアドバンテージにします。単語を覚えるためには「回数をこなすこと」と「その単語を使うこと」は欠かせません。これらを両立できる授業内容、あるいはテストを作成しているところです。
ここに恐ろしいデータがあります。体調のすぐれない方は見るのを控えてください。
最も多くの塾生が通うS中学の、今年1月の中1学力分析テストの平均点のお話です。英語の全県平均点が47.8点であるのに対し、S中学校の平均点はなんと38.9点しかなかったのです。平均点で8.9点もの差があります(ちなみに5教科では20点の差があります。もちろん全県平均よりも20点低いということです。ちなみに昨年の中1生も全県平均より10点近く低いです。英語ができないというのは、S中学校におけるある種の伝統なのかもしれません)。
小学校で英語が教科化され、英語の学習時間が増えることになります。そうすれば、この8.9点の差が埋まることになるでしょうか。私の考えはNOです。埋まるどころか、差はさらに広がるでしょう。よくよく考えてみてください。英語学習の時間がこれまでの3年から5年に増えます。3年分の学力差から5年分の学力差になるのです。少なくとも当塾に通う生徒だけでも「英語ができない」という変な伝統に巻き込まれないように、先手先手で対処していきます。英語が教科化されること、進学予定の中学の学力、他の生徒の勉強への意識…そういったことを把握し、事前にしっかりとケアしておくべきだというのが私自身の考えです。
これまで以上に中学で扱う文法事項が難化し、習得すべき単語量も増えました。それに耐えうる基礎・基本を習得するのが、当塾の小学英語の中心にあります。楽しく歌を歌ったり、ゲームをしたりも、それはそれで楽しいのでしょうが、当塾はこれまで通り愚直に学力を固め、積み上げていきます。