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明日、中3生はラストの県模試を受験します。偏差値が出る模試はこれが最後です。これを含めたこれまでの模試の結果と過去問演習の結果、そして私立入試の結果をもとに最終的な公立受験校を決定します。
「学力向上」あるいは「偏差値の算出」のためだけに模試を受験するのではありません。きっちりと時間をはかって初見問題に取り組むことで、時間の使い方を確認し、限られた時間の中でも問題文を正確に読む練習をし、難しい問題に出会ったときにどう対処するのかなど、普段の宿題や授業などでは不足しがちなところを補います。ちなみに塾生の最大の弱点は「問題の読み違え」「問題文の理解の甘さ」ですので、明日はそこでの改善がみられることを期待しています。
昨年の公立入試では、社会の問題の最後で「プラスチック問題」をテーマとした出題がありました。そして、その直前に行われた県模試でも、最後の問題でも「プラスチック問題」の出題がありました。もちろん、全く同じ問題ではなく、出題の切り口は違っていたのですが、直前に県模試を受験し、テーマへの既視感を抱いた子は落ち着いて問題に対応することができたと思われます。これに限らず、国語でも英語でも同様のテーマの問題が出ることは十分に考えられます。
よく、「直前に解いた問題が出た!本当に運がよかった!!」と言って喜ぶ受験生がいます。ご存知の通り、高校入試は中学3年間の内容から出題されます。何が出題されるのかをぴったり的中されるのは、神業だといえます。にもかかわらず、「直前に解いた問題が出た!」ということが起こるのは、それだけ多くの勉強時間を割いて多くの勉強量をこなしたからではないでしょうか。「運も実力のうち」といいますが、「たまたま解いた問題が出た」のは、直前にそれだけの勉強をしたからです。直前期に勉強をしなかった子よりも、直前期に必死こいて勉強漬けになった子の方が、「直前に解いた問題が出た!」という「運」を招きやすいのです。
「運」を引き寄せたければ、入試本番直前まで貪欲に学力向上し続けることです。困ったときの神頼みではなく、困った時こそ猛勉強です。