中3生の数学は、2乗に比例する関数まで一通り終わりました。理科は本日より遺伝に入りました。社会は次回より公民に入ります。英語は残すは分詞・関係詞・間接疑問のみとなりました。このままのペースでいけば、8月中にはすべての学習をとりあえず終えることができそうです。
先取りをすると、学校の授業が理解しやすくなります。きっと、勉強ができているという感覚を抱くことでしょう。そうすると、なかには学校の授業をなめてかかる生徒が出てきます。ひどい場合には、「そんなの知ってる」「分かってる」「つまらない」「進むのが遅い」ということを態度として出し始めます。懸命に取り組むのを放棄して、学校の授業を、あるいは学校の先生をなめていくのです。
塾で先取り学習をしているから、偉いわけではありません。先取り学習というのは、他の人がまだ習っていないことをたまたま早いタイミングで知っただけのことです。先取り学習をすると、はじめは多少のアドバンテージがありますが、そのアドバンテージもいつかは消え去ります。繰り返しになりますが、先取り学習は、他の人が学習するより前に習っているだけのことです。当然、他の人が学習すれば、それまでのアドバンテージは減っていきます。例えば、今日から扱っている理科の遺伝の単元では、先取り学習した場合と、通常のタイミングで学習した場合とで、覚えることや理解することが変わるわけではありません。先取り学習するから、何か特別な知識や方法を学べるわけではありません。文字通り「先に取り扱って学習している」にすぎないのです。
この休校期間中に、特に中3生はかなり先に進んでしまっています。ここで改めて「先取りしているからといって、学校の授業で怠けるな」とくぎを刺さなければなりませんね。
なお、夏期講習のページを作成していますが、各学年の詳細決定にはもう少々お待ちください。幸いなことに、近隣の小中学校の夏休み期間は早いうちに決定し、出してくれています。現在は、各学年の授業日数・授業時間・指導内容などの細かいところを詰めております。遅くとも来週中には概要を決定し、公開する予定です。