2024年3月5日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

2020年度 福岡県公立高校入試分析⑤(英語編)

入試問題分析も最終回となりました。最後は英語です。リスニングは割愛します。英語の分析はあっという間に終わります。

      

●大問1

対話文が成り立つように適当なものを選ぶ問題。トップ校を目指す子はもちろん全問正解を目指しなければなりませんが、なかなか難しいです。会話の流れを読まなければならないので、ひっかけに騙されないよう気をつけましょう。

A 直後にOn the desk.とあるので、場所を尋ねていることがわかります。はじめに「机の下で見つけた」といっているので、ア「どこで見つけたのか」は不適切。イの「今どこにあるのか」を選びます。易しい。

B 席の間違いを指摘している場面です。間違った席に座っていた男性のセリフを選びます。イの「あなたの席はこの後ろだよ」を選ばないようにしましょう。正解はエの「私の席はあなたの前だ」です。易しい。

C 友達がいつ来るのかという質問に対する返答を選びます。エは「おばあちゃんの家」に場所が変わっているのでアウトです。アの「今度の土曜日に来たいって言ってたよ」が正解です。普通。

D メアリーのためにアップルパイをつくるのをすすめるセリフの後に続くセリフを答える問題。エの「若いとき、おばあちゃんのアップルパイが好きだった」を選びます。普通。

     

●大問2

健太、由紀、ジョーンズ先生の会話に関する問題。東京オリンピックで注目を集めるピクトグラムについての会話です。語数は約250語です。福岡の長文は語数が少ないですね。なんでこんなに点数が低いのでしょうか?

問1① 疑問詞+不定詞をつくることができるかです。不定詞関係は勉強を疎かにできませんね。普通。

問1② 2年前に出された「形容詞+(that)SV」の文が再び出題されました。thatがない中で、この形だと気づくのは難しいですね。おまけにtheseを主語にしなければならないのも厄介です。難しい。使用しないfromは、I’m from ~.を誘っているのでしょうか?

問2(1) 健太の発表のテーマを選ぶ問題。ピクトグラムだけに限定するのではなく、発表全体の意図を読み取らなければなりません。まとめ(3枚目のスライド)を見ると分かりやすいですね。普通。

問2(2) nonverballyを別の語句で表現する場合に適当な語句を抜き出す問題。昨年は動詞でしたが、今年は副詞です。それも2語で抜き出すのでハードルはかなり上がります。まずは本文の内容を読み取ることが必要です。その上で、「言葉を使うことは情報を共有するための1つの重要な方法だ。nonverballyに情報を共有することも大切だ。」というコメントから、「nonverbally=言葉を使わずに」と推測します。without wordsが正解です。難しい。

問3 「Why are pictograms useful?」に対する答えを書く問題。日本語で言いたいことを考えて、英語になおします。4語以上で、本文の単語を使えばよいので難しさはないはず。普通。

      

●大問3

長文読解。職場体験はよくあるパターン。「ネガティブ」から「ポジティブ」になるのもあるあるです。語数は330語ほどで、これまた短いですね。

問1(1) 質問の答えを書く問題。Saoriを代名詞に変えて、3単現のsを忘れずにつけましょう。themは具体的にher (two little) brothersといいます。普通。

問1(2) 質問の答えを書く問題。Saoriを代名詞に変えて、忘れずに過去形にします。易しい。

問2 thisの具体的な内容を日本語で書く問題。1つ前の文「Teachers ~ come.」を訳すだけです。難しい表現もありません。易しい。

問3 significantを別の語句で表す場合に適切なものを選ぶ問題。前後の意味を考えて求めます。「掃除するのは大変だけど、子どもたちのためにいつも掃除するんだよ。これはsignificantな仕事なんだ。」から、イの「大切で特別な」を選びます。普通。

問4 英文の内容に合っているものを選ぶ問題。ウを選ぶのは簡単ですが、カは少し難しかったかもしれません。間違うとしたらオでしょうか。やや難しい。

      

●大問4

バスケットボールチームの部員募集ポスターについての意見を30語以上の英語で述べる問題。書きたいことは思いついても、英語で書くことができなかったかもしれません。また、二つの案に触れながら、というところも悩ましいです。お決まりの「It for to 」などが使いにくく、普段からさまざまな表現を試していないと手詰まりになるでしょう。難しい。

      

リスニングの難易度は分かりませんが、筆記の平均点は下がる予想をしています。近年、英語は形式が定着しつつあるので、受験生の対策が進んでいるはずですが、それでも難しさを感じたはずです。英語を伸ばしたければ、とにかく後れを取らないことです。できないこと、わからないことが蓄積していけば、いつかはきっと破綻します。中1・中2・中3と段階的に積み上げていくのが理想ですが、そうなっていない場合には、さっさと腹をくくって勉強を開始しましょう。

     

     

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