2024年6月21日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

封印されし「理科」の予言の書(前)~決して中をのぞくべからず~

                                                                                                                                                                                         

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公立入試まで2週間を切りました。ここ数日、昨年や一昨年の入試問題分析のページの閲覧数が増えているのは、入試まで時間が無くなっているからでしょう。ここまでくるとある程度単元やパターンを絞って勉強していくことになります。単元の絞り方は以下の3つほどでしょうか。

① 毎年必ず出題されるパターンの問題

② 明らかに自分が苦手にしている単元

③ 今年、出題の可能性が高いであろう単元

     

①の毎年出題される問題というのは、たとえば数学の大問4「関数」や大問5「相似証明」などです。国語の作文や英語の英作文も点数を取るためにミスのない無難な作文を書く練習をするべきでしょう。

   

②の苦手な単元は、これまでの模試の結果が明らかに悪い単元や出題されたらいやだと思う単元のことです。ここの勉強で注意しなければならないのは、あまり深いところまで勉強しすぎないということです。苦手な単元の勉強はただでさえ時間がかかります。入試まで残り2週間を切ったこのタイミングで苦手な単元の1から10まで勉強するのは得策ではありません。その単元の7~8割が理解できればもう十分です。だれしも苦手な単元は存在しますので、完璧を目指そうとせずに、どこかで見切りをつけるべきでしょう。

     

③の出題可能性が高い単元というのは、これまでの入試の流れから「これが出るのではないか」と予想される単元です。ということで今回は、2週間後に迫った公立入試「理科」の出題単元を予言していきます。

信じるか信じないかは、あなた次第です。

     

まずは大問1・2の生物分野からです。

過去10年の出題を振り返ってみましょう。

年度・大問出題内容
H31 大問1光合成の実験
H31 大問2動物の遺伝と生殖
H30 大問1蒸散量を調べる実験
H30 大問2セキツイ動物の分類・進化
H29 大問1血液の循環・血液の成分
H29 大問2根が成長するしくみ
H28 大問1花のつくり・受精
H28 大問2細胞の観察・細胞のつくり
H27 大問1葉のつくり・蒸散
H27 大問2微生物のはたらき
H26 大問1光合成の実験
H26 大問2セキツイ動物の分類・刺激と反応
H25 大問1無セキツイ動物
H25 大問2受精・生殖
H24 大問1シダ植物・生産者のはたらき
H24 大問2だ液のはたらきを調べる実験
H23 大問1光合成の実験
H23 大問2血液の循環・血液の成分
H22 大問1蒸散量を調べる実験
H22 大問2遺伝の規則性

     

当然のことながら、同じ単元が2年連続で出題されることはありません。しかし、同じ問題が数年後に出題されることは結構あります。たとえば、昨年の大問1の光合成の実験は、平成23年の光合成の実験と同じ問題(同じことを問うている問題)が2問出題されました(「対照実験」という語句を答える問題と、光合成で発生する気体が「酸素」であることを答える問題です)。平成30年度の蒸散の問題と平成22年の蒸散の問題も同じような問題です。このように、数年の時を経て似たような問題が登場するのが入試のあるあるなのです。

ではここ10年の出題をかんがみて、今年の生物単元を予言します。

遺伝の規則性

消化と吸収

です。

「遺伝の規則性」は中3内容です。平成22年に出題されたものに近いもの(子・孫の遺伝子の組み合わせを考えるような問題)が出るのではないかと予想します。また、この単元に関連して、中1の植物のつくりからも出題されることがあります。平成22年には、双子葉類であるものを選ばせる問題が出ました。植物の分類(被子植物と裸子植物、単子葉類と双子葉類、合弁花と離弁花など)もここ数年出題がないので、確認しておいた方がいいかもしれません。

「消化と吸収」は中2内容です。消化は平成24年以来出題がないので、そろそろ出題されると踏んでいます。どの物質がどの消化液で消化され、どうやって吸収され、どこに運ばれるのかということまでが一連で問われると予想します(消化の実験であれば、デンプンに対するだ液のはたらきでしょう)。騙されたと思って、平成24年の問題を解いてみてもいいんじゃないでしょうか。

     

次に大問3・4の化学分野からです。

これも過去10年の出題を振り返ってみましょう。

年度・大問出題内容
H31 大問3水溶液・再結晶
H31 大問4塩化銅の電気分解
H30 大問3酸化銀の熱分解
H30 大問4電池
H29 大問3水とエタノールの分離・蒸留
H29 大問4銅と酸素の化合
H28 大問3鉄と硫黄の化合・密度
H28 大問4電解質を調べる実験
H27 大問3質量の保存を調べる実験
H27 大問4塩酸の電気分解
H26 大問3炭酸水素ナトリウムの熱分解
H26 大問4電解質・中和
H25 大問3密度・還元における炭素のはたらき
H25 大問4電池
H24 大問3気体の発生方法・気体の性質
H24 大問4酸・アルカリ・中和
H23 大問3再結晶・炭酸水素ナトリウムの熱分解
H23 大問4塩化銅の電気分解
H22 大問3酸・アルカリ・中和
H22 大問4銅と酸素の化合

化学は、中2・中3内容が多く出題される印象ですが、中1内容もなかなか面倒なものがあります。昨年の水溶液がその代表例です。水溶液の濃度や物質の密度など、計算になるとたちまち「難しい」と感じてしまう子がいます(小学校で学んだ計算であるにもかかわらず、中学生になってもその計算で止まってしまうのは非常に悲しいものがあります)。昨年の化学では、大問3で問題冊子の2ページを使った問題が出た一方、大問4はあまりに問題文が短くかつ単純であったために得点率が高くなっていました。昨年の大問4のような問題は出ないと思って、きちんと読んで考える問題に取り組んでおくべきでしょう。

では、今年の化学の出題単元を予言します。化学は3年分がからみ合って出題されるので、予想が難しいのですがやってみます。2週間後にこれが出ますよ~。

物質の性質・分類

酸・アルカリ・中和

です。

「物質の性質・分類」は中1内容です。中1内容で考えると、昨年水溶液が出て、3年前に蒸留が出ているので、選択肢は限られます。その中で「気体」もしくは「白い粉末」の分類・区別が出ると予想します。「気体」や「白い粉末」であれば、中2内容や中3内容とも関連するので大問がつくりやすいです。過去問には「気体の分類」や「白い粉末の分類」があまりみられないので、ここらで登場してもおかしくありません(平成26年度の大問4にちょこっとだけあります)。

「酸・アルカリ・中和」は中3内容です。電気分解と電池はここ2年で出題されたので、中3内容で残すは中和です。最後に出題されたのが平成26年なので、かれこれ5年間出題されていないことになります。出題されるとすれば平成26年のパターン(酸性の液体にアルカリ性の液体を混ぜて中和する)が考えられます。今は平成26年のときよりも問題ページが広くなったので、このパターンの問題が出るのであれば、何本かの試験管を用意て、加える液体の量を変えて各試験管ごとの性質を調べる問題になるでしょう。

      

今回は理科の出題予言の前半をしてみました。「〇年生の内容が出る」という大まかなものではなく、「〇年生の△が出る」と絞っているので、なかなか踏み込んだ予言です(個人塾ならではですね)。後半は今週中に書くつもりですが、書けなかったらごめんなさい(何かリクエストがあればコメント欄にどうぞ)。

       

最後にもう一度…

信じるか信じないかは、

あなた次第です!!

       

       

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