2024年9月8日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

く〇ん式システム

小6生(新中学1年生)の「中学入学直前講座」生を募集しています。詳しくは「新中1中学入学直前講座」ページをご覧ください。

また、中3生の冬期講習も募集しています。「2019年冬期講習」をご覧ください。

       

中2のカリキュラムは順調に消化しています。数学の図形分野はあと2回で、英語の比較もあと2回で終了です。それでも3回分の授業回数が余りますので、余った分はひたすら問題演習をしていく予定です。

数学の演習で使用する証明プリントです。く〇ん式システムで、解いては提出して、私が漏れなく証明できているかをチェックします。基本的な三角形の合同証明、二等辺三角形、直角三角形、平行四辺形、その他と、すべてのタイプの証明を網羅しています。超簡単な証明から徐々にレベルアップしているのも特徴です。これらはすべて全国の公立高校入試からピックアップした問題なので、すべてできるようになればそれはすなわち、「入試レベルの学力まで到達した」ことを意味します。入試対策は中3から始まるのではありません。ましてや、「部活を引退してから…」なんて機を逃しすぎています。大事なのは、何でもない日常でどれだけ自分に負荷をかけることができるか、すなわちそこそこの勉強や最低限の勉強で満足することなく、貪欲に上のレベルを経験していくかです。このような経験をしていないと、本格的な受験対策が始まり、入試問題に対峙したときにはじめて、自分の実力の無さや思考力の無さに気づくことになります。実力の無さを見たくないから、上のレベルの問題から目を背けてきたのかもしれません。定期考査の勉強を見ていても、学力の低い子はワークの発展問題を全く解こうとしません。解くとしてもちょっと考えただけで簡単に諦めて、すぐに解答を写す作業に移ります。現実を見たくなくて現実を見ることから逃げてきた子は、勉強への耐性が欠けているため、長続きせず、当然結果も出ないのです(勉強だけでなく、片付け、提出物などを軽く見ている傾向もあります)。

      

当塾は夏期講習などの季節講習では「復習授業」は行っていません。学習内容をひたすら先に進めています。中には、「夏期講習ではこれまでの内容の復習をして、知識の穴をふさいでほしい」と思われる保護者の方もいらっしゃるでしょう。大多数の集団授業の学習塾は、「夏期講習ではこれまでの内容の復習をする」となっているはずです。それでも当塾では季節講習で復習授業はしません。理由は2つです。1つ目は季節講習に復習しても大した復習にならないことです。たとえば、英語の助動詞の復習を1コマ(大手塾であれば40分程度でしょうか)で行ったところで中途半端に終わり、入試レベルまではたどり着かないでしょう。扱う単元が毎日変わり、とりわけ低学力層の子にとっては、ほとんど何も身につかない季節講習になってしまいます。2つ目の理由は、そもそも当塾では通常の授業で「これでもか」というぐらいの演習を積んでいることです。中2の連立方程式の文章題は10回分(10時間以上)かけて演習しています。一次関数の福岡県公立高校入試レベルの問題演習は6時間以上行っています。そして、これから図形の証明演習(く〇ん式システム)に最低でも3時間は取り組みます。日頃から「これでもか」というくらい演習し、単元の定着をはかっているので、わざわざ季節講習で復習授業をする必要性が低いのです。季節講習期間中もどんどん先の内容を進められることが、授業時間数の余裕を生みだし、演習時間の確保を可能にしているともいえるでしょう(それでも、前に学習したことを忘れることはあるので、毎回の小テストの中で復習問題を入れ、定期的に確認できるようにしています)。

      

中2生にはボチボチ過去分詞形を覚えてもらおうと考えています。冬休み前に2回に分けてテストをする予定です。生徒には口すっぱく言っていますが、覚えなければならないことは早い段階で覚えてしまうことです。塾に入るメリットとして、「この時期にはこれをしなければならないい」という目安が分かることがあります。一人だけで勉強しているとついつい逃げそうなことから逃げ出すことを許さない場所が学習塾です。特に当塾はその辺を徹底しています。

     

   

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