2024年3月5日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

新中1生は意識高めです!

昨日は新中1の初回授業でした。卒業式から10日以上が経っているせいか、ふわふわした雰囲気が漂う場面もありましたが、全体としては集中力をなんとか保ちながら(保とうとしながら)勉強に取り組んでいました。小学生のときにはなんとか許してもらえたことも、中学生では許してもらえなくなります。宿題忘れ、授業中の姿勢、あくび、ペン回し、足を組む、意思表示をしないなど、小学校以上にうるさく言われるのは当然です。ましてや学習塾は親御様から授業料をいただいているので、ダメなことはダメと言わせてもらいます。子どもの世界では「それでいいじゃん」「これでいいでしょ」ということが、大人の世界の非常識であることは少なくありません。春期講習は残り3回ですが、新中1の彼らがどこまで小学生から脱皮できるかを楽しみにしています。

     

新中1生は、小テストの取り組み方がすばらしいです。ほかのどの学年よりも、小テストにきちんと取り組んでくれます。新中2と新中1の漢字の小テストは同じ問題なのですが、1回目での満点合格率は新中1の方が高いです。新中2生は1年も多く勉強して、その分の知識を持っているはずなのに、同じ問題を解くと、新中1生の方が結果がいいのです。さらに、新中1生の再テストになってしまった子も、その日のうちに再テストを受けて合格して帰りました。一方、新中2生は再テスト受験者が0人です(きっと授業前に受けて合格するのでしょう。それでも受けないようならば…。楽しみにしておきましょう)。新中1生のクラスには、「勉強しないと!」「再テストで合格しないと!」という危機感のような雰囲気が漂っています。他の人が再テストを受けていれば、自分も遅れるわけにはいかないという意思が感じられます。おそらく、新中2生も1年前の中学入学時にはそんなことを考えていたのかもしれません(中学入学時の彼らのようすを知らないので何とも言えませんが…)。少なくとも、中学校の勉強に対する不安ややる気はあったはずです。にもかかわらず、慣れというのは恐ろしいもので、中学の勉強や自分の立ち位置に慣れてしまうと、不安も焦りも危機感も薄れていきます。これがいわゆる「惰性」というものです。「惰性」ほど厄介なものはありません。何かを大きく改善するにはエネルギーも時間もかかるものです。ですから、新中1の生徒には、今もっている勉強意欲や向上心を持ち続けてほしいと思います。高いレベルでものごとを考え続けてほしいと思います。そこそこの頑張り、そこそこの成績、そこそこの点数に居心地の良さを感じてもらっては困ります。常に上へ上へと目指していきましょう。

      

数学の小テストは、小学校の復習問題でした。基本計算については、小学生の授業を見たときに、計算力の無さを覚悟していましたが、やはり計算スピードと正確性は不足しています。高校受験で最も時間制約のある科目は数学ですので、スピードと正確性については妥協せずに指導していきます。小テストを一発で合格した子はいませんでしたが、再テストで半数は合格して帰りました。授業では正負の数の最初のみを指導しました。加減の計算はまだまだ練習回数が足りず、不安定ですが、あと3回分の授業でひたすら正負の数の加法減法を練習していく予定です。正負の数の加減は、はっきり言ってつまらないことこの上ないでしょう。しかし、この最初の計算をいかに素早くこなすか、正確にこなすか、あるいは負の数の感覚をどれだけつかむかで、これから数学に自信を持てるか否かが決まると言っても過言でないでしょう。計算ミスが多い子は、ずっと計算ミスを重ねます。符号のミスが多い子は、ずっと符号のミスを重ねます。出だしの「数」に対する意識づけが何よりも重要ですので、ひたすら正負の数の加減計算に取り組みます。

(筆算をするときに定規を使って線をひく子がいましたので、定規を使わないように指示しています。どこかでやめなければならないので、この機会に定規を使った筆算はやめておくのがいいでしょう。)

      

英語は、アルファベットの確認テストをしましたが、全員細かなミスがありました。次回も同じテストをしますので、確認するように指示しています。アルファベットはすぐに書けるようになるでしょうが、問題は書くのが遅いということです。まだ書き慣れていないといったところでしょうか。少なくとも、大文字と小文字の52個を1分半以内で解けるようにしておきましょう。これから単語の練習や英文を書くときに、今のスピードだと時間の消費が半端ないです。これもただ単に練習量の問題です。回数をこなして慣れてしまえば、素早く書けるようになります。また、英単語30個を授業で説明して、覚える時間をとりましたが、まだ完璧に覚えた子はいません。中学の勉強の大きな壁は、英単語を覚えることにあります。小学校の英語では全くと言っていいほどアルファベットや英単語、英文を書いていないのだなということが、今日の授業ではっきりとわかりました。それなのに今度の新中1からは英単語の量がこれまでの2倍に増え、文法事項がこれまでより増加します。ゆえに学校では授業のペースが速くなります。おそらく、今回の学習指導要領改訂を知らないご家庭も多いでしょうが、その変化にアンテナを張り、危機感を抱いて対策するかどうかで、成績の良し悪しが決まるのは間違いありません(ちなみに、新中1生は小学校卒業時点で600~700語の英単語を知っているという前提で、中学の英語がスタートします。700語も知らないでしょうが、知っていることになっています。小学校の英語授業で700の英単語を身につけているという設定には無理がありますが、新中1生はすでに700語を知っていることになっています。ビックリですね。これから英単語暗記を軽視せずに、コツコツ覚えていきましょう。とりあえず夏までに500語!!)。学校の授業内容と受験問題に大きな差がある教科が英語です。学校の定期考査で90点を取っていても、英文を書かせてみるとみるとボロボロで、3単現のsという超基本さえ分かっていない子がいます。それは定期考査の問題は教科書の本文からの出題がほとんどなので、細かな文法を理解していなくても、きちんとワークを解いていればそれなりの点数が取れてしまうからです。英語において、「定期考査で点数が取れているから」ということで安心してしまうのは大変危険なのです(もちろん他の科目でも定期考査と入試問題の間には大きなギャップがあります)。新中1生にとって初めての英単語暗記ですので、初めは意味と発音とつづりが一致せずかなり苦しいでしょうが、何度も練習して着実に身につけてほしいですね。次回の授業冒頭で30単語のテストするようにしています。

     

おそらく、新中1生にはそれぞれ不得意な勉強あるでしょうが、初日の勉強の様子を見る限り、丁寧に指導していけばかなり伸びる子たちだと思います。全員が最初の定期考査で10番以内に入る力を持っています。今持っている真面目さ、素直さを忘れずに取り組んでくれれば、結果はすぐに出るでしょう。とりあえず春期講習の残り3日間で、国語は「何となく読み方わかったぞ!」、数学は「正負の数の加法減法はバッチリ!」、英語は「英単語120個覚えたぜ!」というところまで高めるつもりです。中学のいいスタートを切ることができるよう、塾では思いっきり勉強しましょう。

       

        

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