2024年2月27日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

古典の世界

中3の国語の授業では古典の指導がはじまりました。ここから夏期講習が終わるまで、国語では古典のみを扱っていきます。6~8月で26回の指導を行い、公立高校の入試問題を解ける精度まで高めていく予定です。これまで古典の勉強をきちんとしていなくても、基本的なところから入試レベルのことまですべて話しますので安心してください。毎回の復習と予習を丁寧に行い、授業を聞いてもらえれば大丈夫です。ちなみに平成29年度入試における大問ごとの得点率を見てみると、大問1の説明的文章は63.9%、大問3の文学的文章は73.9%に対して、大問2の古典は51.9%しか取れていません。いかに古典を苦手にしているのか、いかに指導が疎かなのかということです。裏を返せば、古典を得意にしてしまうことが国語で差をつける近道なのです。そのため青凜館の古典の指導は「3か月間集中」で一気に仕上げます。現代文の読解は地道に時間をかけてやっていきますが、古典は短い期間で知識・技術を詰め込んでいきます。獲得した知識を忘れる隙をも与えないということです。

 

指導を行う中で最も考えていることは、「いかに知識を忘れさせないようにするか」ということです。せっかく時間をかけて勉強しても、その後に手をつけなければ間違いなく知識は薄れていきます。「人間は忘れる生き物である」ということを前提として授業の順番、流れというものを組み立てる必要があるということです。とりわけ中3の指導では、3月の公立入試(あるいは2月の私立入試)のときに、頭に知識がパンパンに詰まった状態をつくらなければなりません。上位の高校になればなるほど、一つの知識の漏れが命取りになるのです。そのためにテキストをどう進めるのか、小テストの難易度はどうするのか、季節講習では何を扱うのか、指導の順番をどうするのか、授業スピードはどうするのかを常に考えておく必要があります。大手塾では本部からの指示があり、その通りに進めていればよく、それはそれで楽だったのですが、生徒のレベルや受験スケジュールと乖離してしまうケースも少なくありません。成績に直結するやり方、合格に近づくやり方に特化できるのは個人塾の強みなのです。

 

中間考査では生徒たちは頑張ったので、点数を上げることができました。でもそれは過去の話です。必死に化学反応式を覚えたり、自分でつくったり、例題をいくつも解いたりしたのは過去の話です。問題なのは、「今現在、解けるのかどうか」です。試験が終わって1週間が経った今、中間考査のときと同じ理解度で解けるのかというのが問題です。この1週間、何もしていなければ思い出せない箇所がいくつかあるでしょう。そしてここからさらに1週間たてばできない個所は増えていくでしょう。さらに1年たてば、今度はまた0から勉強するはめになるでしょう。もちろんテスト前に努力することは大事なのですが、終わった後も努力し続けることを忘れてはいけません。テスト後にするべきなのは、知識を身につけるための努力ではなく、身につけた知識を忘れないようにする努力です。例えば、教科書の該当ページを読んでみるでもいいでしょう。塾の問題集の基本問題を解いてみるでもいいでしょう。あるいは入試問題に挑戦してみるでもいいでしょう。力を伸ばす勉強をしなさいとは言いません。学校でも塾でも新しい内容を習っているわけですので、まずはそちらの勉強に全力を注ぐべきでしょう。ただせっかく勉強して得た知識や技術をなくさない勉強はするべきです。せっかく身についたものなのですから、いつの間にか消えてなくなっているなんて悲しいじゃないですか。合格を目指すならば「知識を身につける」と「知識をキープする」という2つの視点をもつことが重要です。そして国語の古典の指導をはじめ、青凜館のあらゆる指導には、この2つの視点が組み込まれているのです。

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