2024年3月4日
  • 須恵町にある高校受験専門学習塾

来週は公立高校入試です

公立高校入試まで1週間を切り、子どもも親も、指導者も最後の追い込みといったところでしょうか。体調管理・栄養管理・生活のリズムの調整は子ども以上に親が大きな影響を握っています。是非、最後まで子どもと一緒に戦ってください。

 

せっかくなので、高校入試に関することをいくつか書いていこうと思います。

 

まず、何といっても、今年の高校入試から試験時間が各教科5分増えます。その分問題の傾向、問題数など増えることが予想されます。知識重視から、思考力重視というのはこれまでの流れですが、その動きが加速するかもしれません。全く見たことない設定、全く見たことない実験、全く見たことない表現などが出てくるかもしれません。しかし、恐れることはありません。これまで勉強を頑張ってきた君たちが焦っているということは、周りの受験生も同様に焦っているのです。君たちが見たことないならば、周りの受験生も所見なのです。これまでに解いた問題と同じ問題が出ることなどほぼありません。であれば、予め「初めて出会う問題が出る」ということを念頭に置いて試験に臨んでください。どんな問題が出るかワクワクするくらいの心の余裕を持ってくと良いでしょう。

 

記述形式の問題が出ると、問題が難しいと感じるかもしれませんが、それは正確とはいえません。大抵の記述形式は、論理矛盾さえ起こさなければ正解することは容易です。どちらかといえば、記号選択問題のほうが難しいと思ってください。子どもや試験問題にあまり詳しくない方からすると、記号選択問題は4分の1程度の確率で正解できるので簡単だと思いがちです。ゆとり時代の選択問題は確かに簡単でした。しかし、今日の選択肢問題は異様に難しくなっています。そもそも受験生をひっかける選択肢をつくることは難しいことではありません。出題者は受験生が苦手にしているところは十分把握していますし、あたかも正しいと思い込んでしまうような選択肢は容易に作れます。そんな問題作成者の思惑に乗っかっているようでは、高校に合格させることはできないということなのでしょう。特に子どもたちは真贋を見極めることを面倒くさがります。他人の噂話を鵜呑みにしたり、ネットのデマに踊らされるのです。さらには疑うことなく甘い誘惑にひかれてしまい、損をすることも少なくないでしょう。選択問題は、子どもたちの「用心深さ」を試しているともいえます。「それっぽい」と簡単に心動かされるのではなく、論理的矛盾や因果関係の正否をチェックしていくことが重要です。

 

選択肢問題の落とし穴は、たいして理解していなくても正解できる点にあります。曖昧な知識で間違えてしまったならば、その後で問題や周辺知識の振り返りを行うでしょう。一方、曖昧な知識にもかかわらず正解しようものなら、「勘が冴えてる」と自分の実力を過信し、やり直しも復習もすることはないでしょう。ではどうするべきでしょうか。答えは簡単です。正解にすぐに飛びつくのではなく、すべての選択肢を吟味し、根拠をもって消去していくのです。また、練習段階から、一つひとつの選択肢を吟味し、成否の根拠を述べることを習慣化するべきでしょう。問題自体の正解不正解に関わらず、すべての選択肢の吟味をルーティンとするのです。吟味を習慣化すると、誤った選択肢にはよくありがちなひっかけパターンさえも見えてくるでしょう。

 

ここから高校入試まで6日ですが、私の感覚からするとまだ6日もあります。本気になればいくらでも問題に触れることができます。理科の「天体」が苦手なのであれば、今すぐ取り組んでください。歴史が苦手なのであれば、教科書の文化のページだけを見直したり、近代以降を徹底的にやるべきです。高校入試で人生のすべてが決まるとは思いませんが、高校入試に向けて「本気になれるか」「本気になれないか」では大きく人生が変わるのは言うまでもないでしょう。受験生の皆さん、ラストスパート頑張ってください。

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